続・『時は流れても』―曲のイメージをイラストにしてみると?隠れ人気課題曲!?
昭和54年度・昭和62年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
時は流れても
作詞:山上路夫、作曲:池辺晋一郎
結構、この曲を検索されて
このブログを訪れる方が
コンスタントに多いので、
あらためて取り上げたいと思います
私も大好きな課題曲で、よく聴いています。
詩の構成、曲の構成ともに
聴きごたえのある課題曲だと思います
イラストにしてみました。
どうでしょう。
おおまかには、
時の流れとは?
想起の例示
(消えてゆく雲、季節の移り変わり)
時が残してくれるもの
(今この時を生きる)
時が残してくれるもの
(自分の時間を生きる)
という流れになっています。
想起の例示部分には、
「空に浮かんだ雲」
「遠くの町」
「風の匂い」
「想い出」
「また来る季節」
と美しい言葉が並んでいます。
ここが美しいと曲が引き立ちます。
後半の「時が残してくれるもの」
の2連部分は、2段階で徐々に強調していくと
最後の「贈り物」が印象的になりますね
また、根城中学校は
「あなたのために大きなものを」
の部分で、「あなた」と「大きな」
でテンポをゆるめて
印象づけてますね。
(かといって不自然じゃないんです)
流れるようなメロディーの中で
ふと立ち止まらせて考えさせてくれる
効果があります。
課題曲JukeBoxで試聴できる
陽東中学校(S54)、根城中学校(S62B)
ともにとても素晴らしい演奏で、
名演だと思いますよ
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