血液検査の結果 ~何を見るの?  検査について 教えちゃいますシリーズ その1 | 獣医さんが教える~ ワンにゃんライフを楽しむ秘密

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こんにちは! 動物のお医者さん あっこです わんわん  


今日から

検査について教えちゃいますシリーズ

始めますラブラブ


 

人間のお医者さんと違って

動物のお医者さんは 具合の悪い動物に

どんな症状なのか 聞くことができません。


そのため いろいろな検査で

動物の体の状態を調べる事が多いのは

おわかりですよね。


でも

『はい これが結果です。

  う~~ん これとこれが値が高いですね

それはここがこうだから こうしてああして・・・』


って説明うけて

その場ではわかったつもりになっても

家に帰って 家族に説明しようとしたら


『・・・・??』


もらってきた検査の結果の紙

一応説明はついているけど わけわからない・・・


って経験 ありませんか。

獣医さんは一生懸命

わかっていただこうって ご説明するのですが

どうしても専門用語が出てしまうんです。


・・・という反省をこめ

これから検査について ものすご~~く簡単に

教えちゃうシリーズ 始めちゃおうと思います。


どこまで簡単にできるか

ギリギリ限界まで・・・


でもわからなかったら

ドンドン文句言ってくださいドンッ




今日は 一番ポピュラーな血液検査から・・



血液 つまり 『血』


この『血』には いろいろなものが含まれています。


検査をする時 ものすごく大雑把にわけて


1、 血の中にある 顕微鏡で見ることのできるものを調べる検査


2, 血の中にとけこんでいるものを調べる検査


の2つがあります。



※ それぞれ専門用語では

    1,一般血液検査(CBC)

    2,血液生化学検査       と言います。



人間の健康診断の血液検査も

同じ項目を調べます。


よく

『わあ、コレステロールが高い 血糖値も高い・・』

って言っているのが


この

2,血の中に溶け込んでいるもの(コレステロールや糖)を調べる検査

の結果です。


これは 肝臓とか腎臓とか いろいろな内臓について

教えてくれます。




女性に多いとされる『貧血』


これは

1,の血液の中のものを調べてわかります


血液の中にあるもの


血の色となる  赤い小さな細胞の赤血球


ほんとうに色々な働きをする白血球

(白いわけではありません (-_-;)


血を固める役目を持つ 血小板


などなど・・


これは

体全体の状態を教えてくれるともいえます。



犬も猫も 基本的に人間と同じ検査をしています。


結果の解釈は

違う場合も多々あります。


~~~~~~~~~~~~


今日はこのへんで・・・。

血液の検査には2つの違ったことを調べる検査があるんだって

わかっていただければ上々 音譜




ホントに

ものすごく大雑把な説明をしています!

体のしくみは

こんな簡単に説明できるほど 単純ではないので ガーン



でもこのシリーズは

どこまで簡単にできるか

ギリギリ限界を狙っちゃいます!! 



ので

お許しを あせる