続・ハッピーエンド | ・・・の続き

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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。

バンド「はっぴいえんど」もものすごく好きなんだけど
映画ハッピーエンドも、ガツンと来たー。
ここまで余韻が残るのは「子猫をお願い」以来か。
ずっと考えているわけですよ。
有閑マダムっぽくハンドマッサージを施術されつつ。
男女逆の立場だったら、映画にもならなかったかも、とか
一番泣けるのは、改心して自宅を掃除するボラだったな、とか。
帰宅したらありがたいコメントがあり深く考える。

で、再び今日も観る。
キャッチーな部分だけに惑わされた浅ハカな自らを省みる。
夫の立場をフォーカスして観てみる。
そうだ。
わたしは、劇中「愛の群像」を静かにじっとみつめる夫の姿を察しようとしなかった。
中古本屋で切ない恋愛モノを選ぶのは、安直に現実逃避だと思っていた。
それは妻・ボラ並みだ。なにも察することができなかった。う。
だめじゃん。ああ、男と女のオウトツはいとをかし。
完璧にあの妻と同じだ。歩みよれない。

オンナとしてボラを責めたいし、
オンナとしてボラをかばいたい、のは変わらず。

わたしは今、そのハザマで肉まんを食べてます。
・・軽い終わり方だけど、肉まんを出さないと
重いままのエンドになりそうで。