蔵王温泉は山形市南東部、蔵王連峰の西麓。
標高880mに位置する高原の温泉地である。
その歴史は古く西暦110年頃、
日本武尊の東征に従軍した吉備多賀由が発見したと伝えられている。
湧きいずる温泉を見つけ浸かったところ、たちまち傷が癒えた。
このお湯は当初「多賀由温泉」と呼ばれていたが
いつしか多賀由が転じて「高湯温泉」と呼ばれるようになり
米沢の白布温泉、福島県の高湯温泉と共に奥羽三高湯の一つと言われる。
昭和25年、蔵王が観光地百選の山岳部門で第1位に選ばれた事で
温泉地名も「蔵王温泉」と改名、現在に至る。
開湯から1900年を数える、奥州の名湯である!!
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ホテルでの朝食後、チェックアウト前に最後の共同浴場巡り♪
といっても、三か所中二ヶ所はすでに入浴済みなので
残すは一軒!! & 昨日の二軒の画像ゲッツ(笑)。
時間は朝の9時ごろ。
日曜日だというのに、温泉街はがら~~んとしております。
時々、お宿をチェックアウトしたばかりと見受けられる
大きな荷物を抱えた観光客とすれ違うくらい。
みなさん、出発がお早いのねぇ~~♪
これから蔵王のお釜見物にでも行かれるのかしらぁ~?(´0ノ`*)
上湯から150mほど下れば、下湯共同浴場。
営業期間:通年
営業時間:6:00~22:00
料金:大人200円、小人100円
街の中に自然に溶け込む、ロッジ風の共同浴場♪
上湯と比べると、小さ目の湯船ですが、それでも7~8人は入れそうな。
白濁したお湯ってなんでこんなに魅力的!?ヽ(^。^)ノ
ここもまた、素通しの美しいガラス戸で安心設計(笑)。
カランやシャワーはもちろんないけれど
洗い場が広くて、ごろんとトドりたくなってしまうww。
朝で人がいないと激熱のイメージですがww
井戸水を加水して入浴に適した温度になっている。
なので、それほど「熱い」という印象も無く、
普通に気持ち良~~~く湯浴みをさせていただきました。ヽ(^。^)ノ
それでも43℃前後はあったかなぁ?
昨日から硫黄泉入りっぱなしで(笑)
もう、いい加減鼻が馬鹿になってきましたが
それでも濃厚な硫黄の香りは感じ取れます♪
浴室から見た脱衣所。
浴室の黒ずんだ木板と脱衣所の真新しく見える白木がアンバランス(笑)。
なんで脱衣所だけあんなに綺麗なんだぁ~?
入口手前に小さな木箱があり、ここで湯だめをして
湯温調整をしてるのかと思いきや
こちらは単なる掛け湯漕みたい。
硫黄成分がごってり、でも綺麗に澄んでいるね♪
床板にもこびりついた硫黄成分。
良い感じに使いこまれた感がある(*^。^*)。
湯舟への源泉投入は、奥のシンプルな湯口から♪
ドバドバと勿体ないほどにオーバーフロー。
源泉名: 蛇荒川折口・インキョ・上の川 の混合源泉
泉質: 酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物温泉
泉温: 56.9℃ pH値: 1.8
源泉がちょっと珍しい混合泉。
天井を仰ぎ見ると、太い柱に大きな梁。
堂々の貫録!かなり年季が入った感じ?
屋根を残してリフォームしたのかしら?(笑)
三か所それぞれに、趣も源泉も異なるので
全部体験できて良かったぁ~♪
ありがとう、蔵王共同浴場!!
・・・でも、蔵王温泉はまだまだ続くよ~~( ̄ー ̄)ニヤリ
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ブログ村 源泉掛け流し温泉 (`∀´)