「なんで?」
対『アホ』で一番使う(若しくは感じる)言葉である。
つまり、なんでそうなるかを聞いてしまう。
しかし、それは哀しい質疑である。
なぜなら、理由などない。
アホがアホである事に理由などないのである。
彼(女)らは、特に意識してアホで居る訳ではない。
アホがアホである為に頑張ってる事などないのだ。
自分の感覚に忠実に従った結果そうなってる訳であり、
悪意はない。全くない。
そして善意もない。
知の巨人、かのドラッカーは言った。
「つい軽んじられる物の中に、真に大事なものがある。
それは、予期せぬ事だ。
予期せぬ事のほとんどは、意味のない事である。
しかし、予期せぬ事は、前提の誤りや、
隠れた機会などを示唆する場合が多い。
イノベーションは、予期せぬ事の追求から起こせる。」
的な事を。
アホは、予期せぬ事ばかり。
D(ドラッカー)の言葉を重んずれば、
アホとの時間は、
イノベーションの機会やも知れぬ。
理由などなく、
たとえ哀しい質疑であっても、
断固として聞かねばならない。
「なんで?」と。
彼女は当時20才。
しゃべりまくる関西人。
彼女に出会って確信した事がある。
ハスキーボイスは、しゃべりすぎな奴である。
ハスキーボイスは、しゃべりすぎな奴である。
いや。
ハスキーボイスは必ずしもしゃべり過ぎではないが、
しゃべり過ぎは、しゃがれ声になる。
声帯がクタるのだろう。
しゃべり過ぎは、しゃがれ声になる。
声帯がクタるのだろう。
天真爛漫なその娘は、
いつでも笑い声を絶やす事がない。
どんな場合でもケタケタ笑う。
叱っても明るい。
サト「この役立たず!」
アホ娘「や~ん!役立たず言われたぁ~!笑。」
遅刻しても明るい。
アホ娘「昨日夜遊びしてたねん!笑。」
「起きれへんかった~!笑。」
(反省の弁はない)
(状況説明だけ)
選挙時公明党支持を訴える時も明るかった。
サト「学会員でない奴に無理強いしなや!」
アホ娘「とりあえず、この人に投票してくれればもう黙っとく!笑。」
(意味が分かってないし、こちらももう分からない。)
そんな天真爛漫な雰囲気のある日の会話。
サト「えーっと。
これは100円で仕入れて300円で売るから、
原価率何%?」
アホ娘「3%!」
びっくりする程即答であった。
訳を聞くと、300÷100で3。
ゆえに3%らしい。
割る方と割られる方とを
どうして混同するのかが分からないので聞いてみた。
どうして混同するのかが分からないので聞いてみた。
「なんで?」と。
「うち、左ッ側が小さい数字だと、なんとなく気持ち悪いねん!笑!」
「だから、いっつも入れ替えんねんっ!笑!」
「確かに、数式は、100÷300やと思ったで!笑!」
「でも、嫌やねん!うち!笑!」
「そやから、逆にしたったんよ!笑!」
「だから、3!笑!」
「やっぱりこっちの方が簡単やん!笑!」
と、勝手にルール変えとるワケでありまして、
いくらなんでもそれはないだろうと思うワケでありまして、、、
うーーんっと。。。
これも予期せぬ事?
でも、イノベーションは絶対起きないよね?