行列のできる「超」特売の日 | おバカな2人の二人三脚

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卵行列

スーパーといえば、目玉は特売
どこの店でも、毎日なにかしら ”ご奉仕品” を用意して集客に余念がありません。

僕もこういう生活をしているので、スーパーに並ぶ品々の価格を見る機会が多いのですが、特売を見てしまうと、通常の値段では買えないなぁと思うものがいくつもあります。
だからこそ、特売品なわけですが。

先日、近所のスーパーの「タイムサービス」に並びました。
そのとき、なるは別の特売の列に。 我が家にはなんとも切迫感が漂っております。
まぁ並ぶといっても、何十分も前から待つわけじゃなく、ほんの5、6分のことなので、たいした苦労もありません。
しかし、妙に場違いではあります。 昼間のスーパーに来る人の大半は主婦。 まして、特売に並ぶなんて、誰も見ていないとはいえ、恥ずかしい気がしないでもありません。

所在無く下を向いて待っていると、後ろから会話が聞こえてきます。
「わたし、玉子、コンビニで買ったばかりだから いらないのよね」
「あなた、玉子をコンビニで買うの? すごい高いでしょ」
「……」
「せっかく安いんだから、余分に買っときなさい。 どうせ毎日使うんだし」
「でも、お1人様1パック限りなんでしょ?」
「そうよ、だから、レジ済ましたらもう1回並ぶの。 あなたも、そうしなさいよ」

なんですか、この元気のいい奥様は。 声の感じではかなり若いようです。
コンビニ奥様の方は勢いに押され、いらないのにまた玉子を買う羽目になったようです。
「じゃあ、カゴ取ってくるわ」
「カゴなんかいらないわよ。 前のお兄ちゃんも手ブラじゃない」

思いっきり聞こえてますが、お兄ちゃんとは僕のことのようです。
その後も、コンビニで玉子買うのは良くないと、機関銃のように喋り捲っていました。
どこで買おうと本人の勝手だと思うんだけどね。

帰り際に、その話をなるにしたら、「スーパーで並んでいると、いろんなことがあるんだよー」とのこと。 いろんな意味でパワー溢れる方が多いようです。

   *   *   *

特売に並んでまで…… とは思うのですが、今の景気が続く限り、我が家でもこの生活を続けざるを得ないところであります。 ―― 日本経済に春は訪れるのでしょうか。