ラーメン二郎 越谷店 11 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎越谷店に行きました。



2021年10月2日の土曜日のことです。





この日は朝から出かけていてラーメン二郎栃木街道店に行っていました(1つ前の記事からの続きです)。


栃木街道店で旨い1杯を完食した後は早歩きで東武線の壬生駅まで戻り、そこからひたすら南を目指しました。


壬生駅を12時16分に出る電車に乗れば南栗橋駅で1回乗換えるだけで越谷駅に13時48分に到着出来るんです。


そして目指すラーメン二郎越谷店の土曜日お昼の部の営業時間は14時30分まで。


例え早じまいがあったとしても、閉店時刻の30分前に到着しておけばいくらなんでも大丈夫だろう。とアタマでは理解していますが、ココロはちょっとだけ焦り気味になってしまっています。



 
駅からお店への直線ルートには無い場所にある看板を撮影したことで、この時点で心に余裕があることをアピールしようとした写真ですが、実は思いっきり食後に撮影していて掲載順を変えるという小細工をしているだけだったり。


ココロに余裕はありません。


到着すると裏口付近まで行列が続いていて、どうやら終了にはなっていない様子だったので右手で小さくガッツポーズ。


誰に見られているワケではありませんが、出来るだけ涼しい顔をして最後尾に並びました。




この時の越谷店の営業時間案内は上の写真のようになっていました。


この2022年4月から土日をお休みにして平日は通し営業にするという案内を公式で流しているのを確認しています。


家からも職場からも割と遠い場所にあるので土日専門の訪問になっていたのですが、これからは土日がお休みとなるとググッと訪問ハードルが上がってしまうなぁ。


でも小岩店や千住大橋駅前店は土日お休みの上に平日が昼営業だけなので、それらの店舗よりかは夜まで営業してくれる分だけ条件が良いと言えます。


それだけでもまぁヨシとしましょう。




割とサクサクと行列は消化されて行って店頭付近まで。


店頭に掲示してあるように調味料持ち込みは禁止です。仙台店とか西台駅前店はOKです(西台駅前店は店主さんの基準あり)。




比較的新型のプラスチック券売機で購入したのは700円の小ラーメンの食券1枚のみ。です。


消費税非課税期間の開店2年間を過ぎたのにラーメン1杯700円は素直に安いなぁ。この値段で旨いラーメンが食べられる事が素直に嬉しいし、とても感謝しています。
(今は値上りしていてこの時の価格ではありません)


食券を購入した後は店内壁沿いに設置されているロングソファーに間隔を取って座って順番を待つことに。


食べ終わったお客さんが席を立つたびに徐々に店内奥にお尻をスライドして行って、端まで来たら助手さんの指示によりカウンターに向かって打ち出される・・・例えるなら航空母艦のカタパルトにいる戦闘機のパイロットのような気分を味わえると思います。




打ち出されて座ったのは茹で釜の目の前のカウンター席。


着席する際に店主さんと眼があったので軽く頭を下げると店主さんからウィットに富んだセリフがあって、2言3言マスク越しに会話を交わしてラーメンを待ちます。


店内待ちのロングソファーに座っている時に助手さんから麺量の確認があって少なめを申請していたので、ラーメンが出来上がるまでは特にコチラがすることも無く「カウンターが光沢があってキレイだなぁ」とか「コップが旧大宮店と並ぶくらい大きくて恐らく二郎全店でも最大容量なのではないか」などと、視界に入ってくる情報に対して何となくアタマの中で感想を呟きつつラーメンの到着を待つのでした。


やがて麺が茹で上がって丼に投入され、助手さんからトッピングを聞かれたので「ニンニク少し」と「脂」をリクエスト。


僕のラーメンが配膳されました。




ラーメン(麺少なめ)700円+ニンニク少し+脂です。


麺少なめをお願いした影響で比較的おしとやかなビジュアルに仕上がっていて、二郎独特の威圧感は特に感じません。


お腹の中に栃木街道店のラーメンが未だに居座っている感がありますが、量的に特に問題なさそう(全部美味しく食べられそう)なので安心安心。




丼のサイドに添えられたニンニクはリクエスト通り少しだけで、その横の固形脂も実に食欲をそそる具合になっています。




そしてスープは店主さんが新小金井街道店で提供していた頃と同じジャンルの非乳化のソレで、液体油の浮き具合もカエシの効き具合もとても良い感じです。


そんなスープの出来栄えについついレンゲを握った左手を口に持って行く運動を繰り返しがちになったり。




シャキシャキの茹で加減の野菜はノーコールなので標高は高くはない感じです。


スープの寸胴の上に浮いている固形脂をすくって野菜の山の上からかけてくれているので、ドレッシング的な感覚でモシャモシャと野菜を食べて行きました。


想像した通りに脂がけ野菜が旨かったので野菜増量しておけば良かったなぁ。なんて感想を抱きつつ、野菜の下にある豚が徐々に視界に入って気になって来たので箸で引っ張り出してみようと。




かなり分厚く大判の重厚感ある豚がどーんと2枚。コレは食べごたえありそうです。


脂身の混じり具合も肉の旨味がギュッと詰まった赤身の部分も良くて・・・恐らく腕肉でも肩に近い方の部位なのでしょう。とても旨い。


700円でこの豚を2枚も入れてくれるなんて嬉しすぎます。


豚と野菜をバクバクっと食べてから本丸である麺を食べる為に天地返しを実行しました。




麺を少なめにしたし野菜の量も多くは無いので比較的楽に天地返し完了です。


店舗備え付けのツールが割り箸とレンゲというのも天地返しの難易度をかなり下げる要因で。




後はひたすら麺と向き合い一心不乱に啜り続けるのみです。


ある程度の厚みがあるオーション平打ち麺は茹で加減が固めに仕上げられているので、心地よいグミグミ感を助長させているようなイメージです。


そんなボリューミーな麺と非乳化スープとの組合せを堪能しつつ、時折豚を齧って野菜を食べて完食まで一直線。


途中で苦しくなる事も無くちょうど満腹くらいで割り箸とレンゲを置きました。


とても満足した僕は丼とコップをカウンター上部に返却しつつ店主さんと助手さんに最大限の感謝の気持ちを込めてご馳走さまでしたと。


口角を上げた(マスクをしているけど何となく分かる)店主さんからまたまた越谷的なジョークを頂き若干苦笑いしつつ退店。




1日2杯のラーメン(栃木街道店・越谷店)を食べてしまいましたがどちらのラーメンもとても旨くて越境初日は最高だったなぁ。なんて感想を抱きつつ東武スカイツリーラインの越谷駅に向かって歩き出したのでした。