ラーメン二郎 越谷店 9 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎越谷店に行きました。


2021年1月2日のことです。




新年が明けての1杯目のラーメン二郎を、「二郎初め」をどこの店舗でするか・・・と言うのがラーメン二郎好きな方の共通の悩みだと信じて疑っていないのですが、今年の僕はその「二郎初め」を正月営業をしてくれる越谷店で。と決めていました。


数年前は三賀日の内にひばりヶ丘で「二郎初め」をするのが何となく恒例行事になっていましたが、2020年・2021年は越谷二郎を選んでいます。


このいわゆる「越谷二郎初詣」も年内営業最終日の三田本店と桜台駅前店に訪問しているのと同じくらい今後の恒例行事になるような気もしています。


ちなみに元日の1日は茨城守谷店が営業していてくれていましたが、さすがに遠いし大晦日と元日はおとなしくしていました。

 


2021年の元日はとても良く晴れていて、初詣で見た日の丸と抜けるような冬の青空とのコントラストがとても美しかったです。


あ、皆さん本年もよろしくお願いします。




そして2日の午前中に越谷で見る赤い消火栓と黄色い二郎の看板と青空とのコントラストも実に良い感じでした。


2日は朝から整理券制になっていましたが、お店側が想定していたよりも若干来客が穏やかだったからなのか、11時30分以降は整理券無しでそのまま行列に並んでくださいとのアナウンスがあって、僕は11時30分ちょうどにお店に到着。




行列の最後尾はだいたい裏口あたりで、ある程度の間隔をとって並んでいるので、きっとそこまで待ち時間が長くなる事は無いでしょう。




当たり前のことが当たり前のように書かれている貼り紙。


わざわざ書かなくても自主的に守ってくれるようなマナー意識とモラルのある人だけとは限らないので、お店側も苦労しているんだろうなぁ。




そしてコチラは去年から急遽貼り出された新型コロナウィルス関連の貼り紙で、コレは取り外される日が早くにやってくる事を切に願っています。




今となっては何の意味も持たない情報ですが、1月1日〜4日は朝10時から営業してくれていました。




やがて外待ちの先頭になって、店内に待ちスペースが出来た事を確認してからアルコール消毒薬を手指に擦り込んで入店。




縦型のプラスチック券売機で小ラーメンの食券1枚のみ購入します。


無料トッピングの「しょうが」が無いことが案内されていて、その上に飾ってある黄色いキャップのセンスはなかなかのモンだな・・・・。




店内壁際の作り付けのロングシートに間隔を取って腰掛けて、自分の順番が来るのを何となく鮮やかな色合いの食券を眺めながら待っていました。


食べていたお客さんが1人席を立つたびに心太(ところてん)方式で店内奥にズレて行って、やがて僕もカタパルトかネクストバッターズサークルの位置からカウンター席へはじき出されました。




着席したのは店主さんの目の前で、越谷店では助手さんの計らいなのかこの辺りの席に座ることがスゴく多いです。


店主さんに新年の挨拶をすると「新年の初二郎に選んでくれて光栄」だという、冗談なのか本気なのか分からないような返しを頂きました。


聞けばこの時期は周辺のお店がみんな休んでいるので頑張って開けているんだとか。


素晴らしい心意気で、そのおかげで僕らが正月から旨い二郎のラーメンを食べられるので嬉しい限りです。


やがて麺が茹で上がってトッピングを聞かれた上で僕の2021年の初の二郎のラーメンが配膳されました。




小ラーメン(麺少なめ)700円+ニンニク少しです。


新年明けても麺量は変わらず少なめをお願いしています。正月休みに浮かれる事は無くてそこは全くブレません。




サイドビューと言うかちょっと中途半端な斜め上方からのアングル。


割とクタクタ目に茹でられた野菜がノーコールでもこんもりと盛り付けられています。


このキャベツ含有率高めでクタクタ目に茹でられた野菜がとても良いので、次回は増量コールをお願いしてみようかな。といつも思うのですが、想像以上の量が出て来て食べている途中で遭難してしまう未来が何となく脳裏に霞んで見えている感じがするので、結局毎回リクエスト出来ずにいたり。




そしてニンニクは希望通り少しだけ。適量適量。




レンゲで見るからに非乳化で醤油のキレを感じられそうなスープを1口。


液体油はそれなりに表層部にありますが、脂が極力溶け込まないように火を入れたのか、澄んだはスープは想像通りにソリッドな醤油の切れ味が良くて、豚ダシのコクやニンニクとショウガの味わい、そして旨味が後から追いかけてくるイメージです。


1言でまとめると「珠玉の非乳化スープ」と言った具合。


レンゲがあるので野菜にスープをかけつつモシャモシャと食べて、スープを多めに味わったところで表面からは見えないので気になっていた豚を引っ張り出してみました。




脂身が程よく付いた大きめの腕肉が2枚。


赤身部分のワイルドだけど柔らかい肉質も甘い脂身の部分も「これぞ腕肉」といった塩梅でこの食べごたえが満ち足りた気分にさせてくれます。


おぉ、コレは良いな・・・と豚1枚を野菜とスープと味わってから天地返しを行いました。




だいぶスープが少なくなってしまいましたが、天地返しによって麺が露出して食べやすくなりました。




麺は幅も厚みも二郎の標準サイズくらいなのかな。以前より厚みが薄くなったイメージてすが、啜りやすさや食べやすさといったポイントは向上しているように見受けられます。


茹で加減は表面に近い部分はモチッとしていてヌメリなどは全く無くて、芯に近い部分はボソッとした固めの部分が残っている食感でとてもこのスープに合っているな。と。


もう全てのパーツに非の打ち所が無くて、新年早々こんなに完成度の高い二郎を食べられるなんて、今年はきっと去年より良い年になりそうだ。なんて前向きな気分になりつつ、ズバズバ啜って行ってやがて完食となりました。


スープを丼に残してはもったいない気分になりましたが、ある程度のところで思いとどまって名残り惜しくレンゲを置きます。


丼をカウンター上部に片付けて目の前のカウンタースペースを台ふきんで拭き上げてから、目の前にいる店主さんにラーメンがとても旨かった旨を伝えてご馳走さまでした。とお礼を言いました。


今年もよろしくお願いします。なんて挨拶をして退店。旨かった。


このまま自宅に帰っても良かったのですが、何となく旨いラーメンを食べて気分が良くなったのか、少し時間もあるし何となく余韻に浸りたいな。と高級感溢れるイタリアンリストランテ(実はカジュアルで家庭的なトラットリア)のドアを開けました。




空いている店内で優雅に白ワインを傾けながら青豆の温サラダ(好き)とペコリーノロマーノにエクストラヴァージンオイルなんかをかけたりなんかして、正月休みの1日はゆったりと過ぎて行ったのでした。