ラーメン二郎 越谷店 6 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎越谷店に行きました。


個人的夏休みのお昼のことです。




ラーメン二郎越谷店に訪問したのは2月末以来で約半年も間が空いてしまいました。




感染症拡大により越谷店はテイクアウト営業に切り替え、しばらくして平日だけ店内飲食営業も復活させましたが、土日以外訪問チャンスの無い僕はずっと「行きたいなぁ・・」と天井の隅を膝を抱えて見つめる自宅生活を送っていました。


そんな状態でしたが8月15日は土曜日でも店内営業をするとの事だったので、コレは千載一遇のチャンスが巡ってきた。と、取るものも取りあえず電車を乗り継ぎ北千住駅から東武線に乗り込んで越谷駅で電車を降りたワケです。




とは言うものの酷暑の中、そんなに並びたく無いので閉店時間に近い14時30分にお店に到着。並びは3人と空いていました。




外の待ち時間も短く、冷房の効いた店内に入り券売機で食券を購入するのですが、左手の貼り紙「塩ラーメン」と券売機右下の「汁なし・生たまご付」のボタンがひたすら気になります。


開店当日の抽選でハズレた人だけが期間限定で食べられる塩ラーメン。


運良く僕は当日の抽選に当たったので、この塩ラーメンはどうやっても食べられません。いつか限定でやってくれたら嬉しい。


そして売切れランプが点灯していると言うか、販売準備中の汁なしは、この記事を書いている9月3日時点でも販売されておらず気になる存在のままだったり。


中待ちのロングシートに間隔を空けて座って順番を待ち、やがて1番奥の出口に近いカウンター席に通されました。




水のコップが大きくて何だか嬉しい。


隣の席との仕切り(パーテーション)が設置されていたり箸やレンゲや調味料は専用で使えたりとラーメンだけに向き合える環境になっています。


ちょうど目の前に店主さんがいたので少しだけ会話しつつラーメンを待っていると、やがて麺が茹で上がりトッピングを盛り付けた後に僕のラーメンが配膳されました。




小ラーメン(麺少なめ)700円+ニンニク少しです。


 

麺を少なめにしたので何となくおとなしめのビジュアルになっていますが、麺の上に豚が置かれその上に野菜が盛り付けられる三田本店と同じ方式を取っている為、野菜の山の標高は(かさ上げされて)なかなかのモノで。




その野菜は見た目の鮮やかなキャベツを多く含有したシャキシャキ寄りの茹で加減で、ニンニクは写真の通り刻みの細かいモノがリクエスト通り少しだけ入れられています。




スープは完全非乳化。


表面の液体油もそこまで多くは無くて豚(腕肉)のダシとその他素材のダシや旨味、化学調味料の旨味と醤油のキレで直球勝負している気持ちの良いタイプで、ついついレンゲが進んでしまいます。


あまり越谷店で実食経験はありませんが、旧新小金井街道店の時と同様に、店主さんが完全に狙ってこの状態を作り出していて、それがキッチリ狙った範囲に収まっていることが容易に想像出来る味わいだなぁ。と思ったり。


一時期の乳化傾向の強かったラーメン二郎全般に、非乳化のニューウェーブとして登場した越谷店は開店当初からブレることないスタイルで実に頼もしい印象です。




そのスープを作り出す素材となる腕肉の豚も厚切りで噛みごたえがあってミッシリとした肉質のワイルドなタイプで。


スープに旨味成分を全て持って行かれて「出し殻状態」の肉にカエシで味付けしたワケでは決して無くて、キチンと肉本来の旨さと良さを保っている腕肉。旨いです。

 


天地返しを行いますが、割り箸&レンゲの最強コンビなので実に動作がやりやすかったです。




若干幅広の平打ち麺は固め傾向の茹で加減でグミグミとした食感。


麺1本1本にボリュームもあるのでなかなかの咀嚼力を要求されますが、麺本来の小麦の味わいも存分に感じるので、全然飽きる事なくズバズバと啜り続けられました。


豚を囓って麺をズバズバ、野菜と共に麺をズバズバ、合間にスープを1口インターバルで。再び豚を囓って麺をズバズバ・・・を繰り返してやがて完食。


僕が含まれたロットの次のロットを持って閉店になって、僕の後に座る人がいなかったので、結構ゆっくりめのぺーで味わって食べきる事が出来て嬉しかったです。


丼をカウンター上部に片付けつつ店主さんとまた少しだけ話をしてご馳走さまございましたとお礼を伝えて満足してお店を出ました。




15時過ぎだとは言え、夏の太陽は容赦なく地表に降り注いてきているので、なるべく日陰を探しつつ越谷駅まで歩いて行ったのでした。