平日の夜のことです。
ラーメン富士丸は元ラーメン二郎なのですが、今では別物のラーメンになっているような気がします。
ラーメン二郎赤羽店(現ラーメン富士丸神谷本店)に初めて行ったのは1990年代後半のことでした。
脂と油がキツくてさらに全体量もスゴく多かったのでホントにギリギリ食べきった記憶がありますが、同行者は思いっきり残していたり。
それから自宅から若干近いこともあって要町(閉店…店長は現西新井店の店長)に行っていたりしましたが、結局北浦和店は行かないままだったなぁ。
梶原店はJRだと尾久駅になり、現存している富士丸3店舗の中で一番行きやすいので「富士丸のラーメン・脂が食べたい」と思った時は専らここに来ています。
この日は金曜日で券売機に21時で「白・炙り」終了と書かれています。
そんなルールになっているなんて知らなかったのですが、たまたま21時前だったのでホッと胸を撫で下ろした次第。
多少なりとも「白」が目的の部分でもあるワケなのです。
その白に対する説明書き。21時終了とは書かれていないので知らなかったのですが、曜日のよってその都度変更されるのかしら。
「材料の都合」って白独自のモノはネギぐらいしか思い付かないので、その部分では無くてオペレーション由来のような気がします。
30分くらい外待ちした後に店内待ちに昇格。
ちょうど団体客が出ていって小上がりが空きました。
ここで友人・知人とビールでも呑みながらラーメン食べるのも楽しそうな感じ。
席が空くと店内奥のこの場所で水を汲んでレンゲとおしぼりを持ってから着席します。
一番端の席になりました。
厨房にはメガネをかけた店長さんがらラーメンを作っていますが、もう間もなく辞めてしまうのだとか。
「どでん」や「きずな」や「そら」や「もみじ屋」のようになるのでしょうか………ひらがなの屋号が多いなぁ。何でだろ。
ラーメンはロットの間隔も長く1ロット5杯くらいなので提供は遅めです。
やがて別皿脂、ラーメン、白の順で配膳されました。
富士丸ラーメン¥850+白+野菜+ニンニク+脂です。
何となく豪華な卓上となりました。
そしてメインのラーメン。
白の分の麺が減っているとは言えそれでも十分な量があります。
増量した野菜はクタクタでその茹で加減はラーメン二郎で言うと目黒店とか本店並み。
その上には多分デフォルトで脂が少量乗るのだと思いますが、頂きにチョコンと乗せられたニンニクはインスタグラムでキレイに見えるようにお店側がやってる対策なのかな。良く分かりません。
リクエストしたニンニクはサイドにこのくらい置かれています。
スープは粘度は低くてどちらかと言えばシャバシャバしている感じですが、若干甘くてショウガがほんのり効いているイメージ。
固茹で玉子もデフォルトで半分付きます。以前はファーストロットになるともう半分付いて来たのですが、今どうなっているのかは分かりません。
正直この茹で玉子はあってもなくてもどちらでも良いのですが、箸休め的な感覚でどこかしらのタイミングでパクッと一口で食べてしまいます。
麺は平打ちでありながら縮れているタイプで茹で加減が固めなのが影響しているのか食感はゴワゴワしています。
その麺が脂に絡みまくって相当ヘビィーとなりますが、麺を手繰る箸は途中まで止まる様子はありません。
しかし、半分くらい食べ進めた所で「やっぱり富士丸の脂ってキツいよな……」と僅かに思い始めたり。
そして最後の方は「麺少なめにすれば良かったな…」などと思いつつ完食するのがいつものパターンだったりします。
ご馳走さまでした。と店長さんと助手さんに伝えてかなりグッタリしながらお店を出るのもいつものこと。
尾久駅までの帰り道には次回の訪問は3ヶ月先くらいで良いかなぁ。なんて考えていたりしますが、だいたい1ヶ月未満くらいで脂が恋しくなり、次回の訪問はいつにしようかな。なんて思い始めるのがルーティンになっていますです。はい。