ラーメン二郎会津若松駅前店で濃厚なエビつけ麺を食べた後のことです。
お腹の中は二郎の麺と野菜と豚とエビつけ麺のスープ割でかなり満たされていましたが、せっかく会津若松まで来たのだから名物のソースカツ丼を食べたいと。
候補に上げていたお店はどこも会津若松駅から少し離れていて、一駅電車に乗る(本数少なくて危険)かタクシーか無理して歩くか……色んな制約(主にお金と時間)から諦めかけていましたが、ふと行くことが可能になる手段を思い付いたのです。
まずはラーメン二郎から歩いて5分強の会津町方伝承館という観光関連施設を訪れます。
午前中は雨が降ったみたい。
そこでは¥500/1日でレンタサイクルをやっていて、簡単な手続きで夕方16時まで自転車乗り放題。
コレで僕は会津若松の地で機動力という翼を手に入れました。
普段乗っているクロスバイクモドキと違いちょっと僕の身体には合いませんが、3段階の変速機構も備えていて結構快適。夜間走行はしないけどハブダイナモも付いています。
ちょっと車体は重いのですが、シートポストを一番上まであげて姿勢を整えて、若干道を間違えたりしながらお昼過ぎに目的のお店に到着しました。
雨が降らないでホントに良かった。
ソースカツ丼むらいは一度惜しまれつつ閉店したのですが、ここに新しくなって復活したそうです。
詳しい事情はさっぱり分かりません。
営業時間。昼営業のみであることとラストオーダーが14時なので相当ハードルが高いと考えていました。
お盆期間中なので臨時休業が無いかとかは予め電話で確認済みです。
店頭には待ちが結構いましたが、タイミングが良かったのか割りと待たずにカウンター席に通されました。
メニュー表。ロースかつ丼のソース一択なのですが、一応目を通します。
ジャンボえび・ひれ丼¥2500がちょっと気になりますが初志貫徹。
まだだいぶ新しい店内はとても清潔感が溢れていて、足元にはカバンを入れるカゴまで用意されていました。
15年くらい前に購入したグレゴリーの3wayバックを小汚なくて申し訳ないと思いつつカゴに突っ込みます。
ちなみにこのグレゴリーのカバンは外ポケットも無くて、内ポケットも無いようなモノなので、結構使いづらいんです。
元が登山ブランドなので丈夫で長持ちするのが特徴なのですが、言い換えると丈夫過ぎて買い替えタイミングがなかなか来ないでちょっと使いづらいんだよなぁ……なんて感じながらずっと使っていたり。
そんなくだらない事を考えていたら結構早くオーダーが到着しました。
ロースかつ丼ソース味¥1550です。
カツ大きい………食べきれるかどうか一瞬で心配になります。
サイズ感が伝わると良いな。と手を。
このままでは非常に食べヅライと思われるので、カツを3切れほど予め用意されている小皿に移動させます。
ちなみにこのお店では食べきれなかったカツを持ち帰ることが可能で、回りの殆どのお客さんは2~3切れくらいは持ち帰にしていました。
断面の見た目はギッチリしていて、脂身は少なめです。食べごたえがすごそう。
卓上にはソースの壺があるので、適時足しながら食べて行くことに決めました。
分厚いカツの下にはキャベツの千切りが敷かれていて、その下には白米が。
ご飯の量は控えめでカツとのバランスは取れていませんが、カツが多すぎるのでこれぐらいで十分です。
カツを頬張ってご飯を少し食べるというよくあるカツ丼とは逆パターンですが、カツを食べてる感がモノ凄くて結構良い感じ。
最後の2切れぐらいはなかなかお腹に入っていきませんでしたが、ガツガツと食べて完食。
ご馳走さまでした。
ソースカツ丼のお店は会津若松付近にとても多くあるので、二郎とセットにして色々と回ってみよう。
まだ電車の時間には余裕があって、自転車なので鶴ヶ城(若松城)まで。
天気が良くなって嬉しい。
天守閣では会津藩の歴史が勉強出来て。松平容保が京都守護職さえ受けていなかったら悲劇は起きなかったんでしょうか。あまり幕末の歴史には詳しく無かったのでじっくり見学させてもらいました。
車窓からはまだ夏は終わっていないな。と思わせる積乱雲。
9月10日まであと3回青春18きっぷは使えるので、次に行くところを考えつつ東京に帰りました。