昨年の11月に「A6ノートで思考を地図化しなさい」という一冊の本と出会いました。
この本が「シンプルマッピング」を始めたきっかけです。
この本は私にとって、マップを書くことを学ぶ以上の意味がありました。
中学生まで全く本を読まなかった自分が読書するようになってから、脳科学、心理学、自己啓発、仕事術、スピリチュアルなど、いろいろな本を読みました。
本を読み、書いてあることに感心。
「すごいな~」と思い「自分も頑張ろう」とやる気が出る。
数日経つと、やる気がなくなり、別の本を読み、またやる気を出す・・・ということの繰り返しでした。
当時の自分にとって、読書は文字どおり「書を読む」ことだったのです。
今思うと、いかに今までの自分が読書というものを、活用できていなかったのかを痛感しています。
読書をしても人生が変わらなかったのは、本の責任ではなく、全て自分の責任でした。
読書を意味を理解していなかったのです。
そんな当時の自分にとっては、どんな良書であっても、宝の持ちぐされでした。
そんな読書の意味を変えてくれたのが、「A6ノートで思考を地図化しなさい」です。
いつもは本を読むだけの自分が、なぜか読んでいるうちに、実際にマップを描いてみようという気持ちになり、すぐにA6ノートを購入して、マップを書きました。
マップを上手く描けないということにはこだわらず、とにかく多くマップを書いていました。
読みながら、行動していたんです。
この方のブログ のように、自分の読書に必要だったのは「行動」ということに気づきました。
また、当時の自分はとにかく情報が欲しくて、多くの情報をインプットすることのみを考えていました。
しかし「A6ノートで思考を地図化しなさい」を読みながら、マップを書いていくうちに、重要なことはインプットするだけでなく、アウトプットすることだということに気づかされました。
マップを描いてアウトプットすることを経験したことにより、自分の中にあったいろいろな思いなどに気づき、溢れてくる思いをマップにするということが楽しくなってきました。
「自分の中には何もない」と思って情報をインプットすることに専念していたのに、こんなにも多くのことが「すでに自分の中にあった」ことに気づけたのです。
私にとって「A6ノートで思考を地図化しなさい」は、行動+アウトプットの重要性に気づかせてくれた大切な本です。
※今日までです→こちら
→ 申し訳ありません。昨日までのようでした。m(_ _)m
著者の松宮義仁さん と編集者の岡田啓司さん 、本当にありがとうございます(感謝)
お読みいただき、ありがとうございました(感謝)