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前口上


誰もがみんな、編集しながら生きていく


「編集」という仕事をしていると、「このメディアって、どういう性格? 紙とくらべてどうなの?」ってなことが、とっても気になります。


ラジオ、テレビ、新聞、雑誌、本、社内報、PR誌、広告、車内吊、インターネットウェブページ、PDF、e-Book、メールマガジン、イベント催事、講演会、ノベルティ、チラシ、映画、絵画(タブロオ)、CD、DVD、MD、ゲーム・・・


みんなメディアです。このブログもそうです。


「広い意味の編集(Hyper Editing)」は、それぞれの「メディアの特性」を、しっかりつかむところから始まります。


まあ、普通に「編集」といえば、雑誌編集者とか、映像編集とか、

音の編集とか、ジャンルごとにそれぞれの専門エディターがいるわけです。


「職業としての編集」です。でも、


エンジンのように、ウェブと紙媒体、イベントとプログラム、


映画と紙媒体、お店とブックレットなど色んなメディアや、ジャンルにまたがる編集をしていると、


「編集って、それだけじゃないよね」って想いが、

強くなっていきます。


分野を超えた「編集」というものの広がりが、見えてしまうということなのですが。


ただ、この広がり、こういうリニアな文章では、なかなか伝えにくいですし、自分のアタマのなかも、なんだかグチャグチャのままだったりします(笑)。


そんなラーメンなあたまを救ってくれるのが、


「マッピング」と呼ばれる、


「放射状」に書く、新しいノートの取り方、書き方です。


よく知られているマッピングには「MindMap」があります。


70年代に登場してますが、まだまだ日本では、


「使いこなしてる」人は、少ないように思います。


そして2008年の夏、私は、MindMapを超える?かもしれない、


「シンプルマッピング」というノートの書き方を実践している人と出会いました。


『A6ノートで思考を地図化しなさい』
編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-A6ノートで思考を地図化しなさい


の著者、松宮義仁さんがその人です。


別の本の企画で松宮さんの事務所を訪ねるようになっていたある日、


「こういうノートで仕事をしてるんです」と目の前に差し出されたのが、


一冊の小さなノートの見開きでした。

編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-最強ノート術!新発売

私は、それを見た瞬間に叫んでました。


「松宮さん、これ編集部を訪問する日に、ぜひ持って来てください! 


絶対に忘れないでくださいね。


これで必ずゴーサイン出ますから。一発で決めます!」


この瞬間のことは、忘れられません。


もちろん、出版プロデュースや企画コーディネートではおなじみの、

一枚ペラの別の本の企画書も、その日作って持ってはいきましたが、

それは、結局、アテ馬になりました(笑)。


これが、このブログが生まれるきっかけともなった、


シンプルマップと編集術の出会い秘話です(笑)。


いやあ、でもほんとに凄い出会いの瞬間でした。


その衝撃の記憶が新しいうちに、マッピングと脳科学、ライティングとマッピングなどなど、


シンプルマッピングの奥深さと利便性、お役立ち度の高さと、応用範囲の広さ、


そして編集術シンプルマッピングの強力なコラボレーションの


様子を、綴っていこうと思います。



この実況放送が、うまくいけば、


シンプルマッピングを書いていて、いつも思うこと、ひょっとしてこれ、


「誰もが編集しながら生きている」、


そういうもっとも広くて深いところにある編集(情報編集)を、


よりシンプルに、編集しやすくしてくれる驚きのツールかもしれない!


という仮説を、実証できるかもしれません。


『A6ノートで思考を地図化しなさい』著者の公式ブログはこちらです。→松宮義仁のシンプルマッピング的ブログ )。


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変調 その2:ナポレオン・ヒルの原典とMP3を手に入れる。

2009-11-22 11:33:24 posted by editorial-engine
テーマ:文体演習VII

ゆえあって、ナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』に深入りしています^^;



編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-チェック! 『思考は現実化する』英語原典全文をDLできるパブリックドメインを発見!


で、いろいろあたっているうちに、この本の原書(英語)と、14章までの朗読音声ファイルをダウンロードできるサイトを見つけました。


編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-思考は現実化する原書MP3DLサイト



トップレベルドメイン(TLD)は、ukになっているので、英国のサイトなんでしょうか?


バナーの右中央には、若き日のヒルと晩年のアンドリュー・カーネギーの写真が。


美しいページです。音声のダウンロードページですが、「本」って感じの出てるデザイン。見習いたいものです^^;


このページの一つ上の階層にはfreebooksのページがあって、英語原書テキスト全文がダウンロードできます。


もっとも最新の日本語訳完全翻訳版が使っているバージョンは18章ある改訂版であるのに対してダウンロードできるのは15章で終わっています。こちらがおそらく初版なんでしょう。原著初版の刊行は1937年です。


編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-チェック! ナポレオン・ヒルは編集的ライターだった?


ところでなんでナポレオン・ヒルなのか? 突然、「成功哲学オタク」になったわけではありません(爆)


一つは「変調」のケーススタディ 、一つはナポレオン・ヒルはインタビュアーであり、編集的ライターであったらしいことへの関心、そしてエジソンの晩年への興味、最後に松宮本の企画資料と、盛りだくさん。趣味と実益を兼ねてます(爆)。


まあ、英語原書と翻訳本を対訳方式で読むってことは、なんにせよ英語の勉強になる(笑)


だけでなく、まじめな話、対訳方式で読む読み方は、日本語の力も鍛えてくれて一石二鳥。で、このあたりは「変調」に関連することは言うまでもないです。


『思考は現実化する』の訳者は、田中孝顕氏。


編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-チェック! 訳者は、マインド・マップのトニー・ブザンの著作を最初に訳した人でもある。


実は、マインドマップのトニー・ブザンの本の

最初の訳者でもあります。


これも面白いところです^^


ブザンを、もう少し研究してみたいという意欲が湧くのは、田中孝顕氏訳の時代のものだったりします。


トニー・ブザン・インスティテュートというのがあって、「スーパーブレイン・プログラム」なんてものを売ってました。


その後、何が起きたのでしょうか?


「オフィシャル・ブック」って何?


これも、広い意味で「変調」のケーススタディになります。


田中氏は、「まほろば」とか、「原っぱ」の語源とか、古代日本語の研究者であったりもします。


面白いです。


何が?


もし、興味が湧いて来たという方がいらっしゃるようでしたら、上の原典、朗読ファイルがダウンロードできるURLとともに、アメンバー限定記事にでもしてみることにします。原典テキストは無料(パブリックドメイン)、朗読ファイルは900円くらい(為替レートで変動)です。


PS.


ちなみに、1937年の初版本は、クロス装ハードカバーでした。(西早稲田の古本屋でゲット!)

編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-1937年の初版本


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-出版2.0?

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変調

2009-11-22 10:59:16 posted by editorial-engine
テーマ:文体演習VII

変調というのは、調子を変えることです。


まんまですね^^;


でも、これ、ライティングの重要な技の一つです。


しかも、かなり高度です。


しかし、これを身につければ鬼に金棒であること間違いなし。


パブリックドメインにあるリソースを活用して、


かなりのスピードで、あなたの作品を書くことができる、


とまではいかないまでも、その準備をすることができるからです。


わかりやすい例で言えば、「翻訳文体」というのがあります。


大江健三郎の文体などが、その典型。


この人の作品、わたしは初期のもの以外、まったく認めてませんが、


文体演習、特に変調について、とても参考になります。


しつこいですが、その内容や、思想?は、どうでもいいのです(キッパリ)。


お呼びじゃありません(爆)


早稲田の森で、バドしか飲まない、ポテトフライしか食わない、ジャズしか聴かない、お新香食わない、味噌汁飲まない、カラダごと翻訳されてしまった村上春樹のほうが、まだましかも知れません。


ただ、文体演習としては実に面白い。

但し文体演習としては、翻訳文体のススメではありません。


むしろその真逆の奨めです。


あまり適切な言葉が浮かばないのですが、日本化というか、日本語化というか。


ソフトで言えばローカライゼーションです。


ただし、たんにメニューなどの表記を日本語に変えるとか、日本語フォントも使えるようにするとか、そういうレベルのローカライゼーションじゃないです。そんなことは当然の作業として、その先にある日本語化。


これが出来てなくて、ご本人はまったく無自覚の、ダッサイ例にしばしばお目にかかるのが、いわゆるインターネット・マーケターを自称する人たちの、セールスレター。


(この点、松宮義仁さんのコピーワークは、脱欧米化しています。さすがです^^)


土台が、ネットマーケティングの源流は、いわずもがなの米国です。


そうとう影響を受けているというか、仕方ないです。無理もないです。


そもそも日本発で育ちようがなかったのがインターネットですから。


レターは一例に過ぎません。


そろそろ去るかも知れない、勉強本のブーム──勉強本のニューウェーブは、これから来ますが、著者は世代交代するでしょう──を作った著者たちも、そうです。


欧米流です。もっとひどいのになると、あからさまなニューリベラルに過ぎません。


そこを上手に変調をやり抜けた人、まだ見たことがありません。


ま、これは言葉の問題です。


ちょっとわかりにくい話になりますが、


編集というのは、もともとユニバーサルな仕組みを持っています。


「言語、言葉」と、「編集の仕組み」の関係は、ちょっと大論文になりそうなくらい大変なテーマです。


でも、それが解けないからと言って、編集の仕組みを見抜けないわけではありません。


ますます飛びますが(笑)、物語の型もユニバーサルです。


何語であるか、ほとんど関係ありません。


それを久々に思い知らせてくれたのが、ヤニク・シルバーの「絵画と人体の構造」という本(古本)をもとにして、商品を開発したというエピソードでした(ダイレクト出版さんから頂いた8年前のDVD。しかし決して古くないです)。


その手法は一種の編集です。


メディア変換、付加、拡張などを含む編集(Hyper Editing)です。


(Hyper Editingのベースは、「編集工学」ですが)。


ヤニクは、ネットマーケティングビジネスの辣腕として知られていますが、よくよく付き合ってみると、ネットもリアルもない。


もともと融合している人です。


ヤニク・シルバーも、日本の自称ネットマーケターが輸入した「著者」の代表格ですが、明治の文明開化と同じで(爆)、その片面しか取り入れていない。


日本の器が、このジャンルに関して(も)、それだけ小さいということでしょう。


ヤニクのA面B面両サイドを丸ごと入れる器がなかった。


まあ、これだけだと、相当つまんない話です。


右から左の、輸入屋しかいなかったという話になりますから。


和魂洋才(笑)が、ネットについても発揮されるべき時節がやって来ています。


「しゅっぱん2.0」は、和魂洋才2.0です。


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-出版2.0?

幻の第7章「家庭で使える『にこまる』脳内整理術」

2009-11-21 18:35:21 posted by editorial-engine
テーマ:出版術2.0

ようやく、アマゾンのステータス「在庫あり」に戻った、にこまる本。

モヤモヤ頭をスッキリ頭に変える 3秒間! 脳内整理術 「にこまる」で超図解すればらくちん問題解決/茂野太陽
¥1,680
Amazon.co.jp

著者が読者プレゼントとして用意した、


幻の第7章「家庭で使える「にこまる」脳内整理術」のプレゼントURLが公開されたようです。


「幻の」、そうです、本書は初校まで実は7章立てで進行していました。現在、本屋さんに並んでいる「にこまる本」は、目次をご覧になればすぐ分かるとおり、全6章。


忘れもしない、10月8日の出版社での著者校正の日、著者と並んで赤ペンを走らせている私の肩を叩く者がありました。版元の鬼編集長(書籍編集部長)です。


第7章は、私が初めて読んだとき、涙ぐんでしまった章です。当初は第3章でした。


なぜ、涙が出たのかは想像にお任せします。


そして涙を呑んで、カットした章です。


茂野氏のこの本には至るところに新しい発見がちりばめられていて、読む人の脳内に気づきや発見を発生させる「にこまる図」が盛りだくさんに配置されています。


幻の第7章で、私が驚かされたのは、「感情」を「時間」の流れで捉える、にこまる図、感情のミンコフスキー光円錐でした。


これは、どんな心理学者も指摘したことはないはずです。


じっと、この感情の過去・現在・未来を表す「にこまる図」を見ていると、「怒り」の感情が、いかに後ろ向きであるかを悟らせてくれます。


もちろん、ときには怒ることも必要です。


しかし、アドレナリン・ジャンキーにはなりたくない。


そういう気持にさせてくれます。私は「感情の編集」というヒントを、このにこまる図から頂きました。


しかし、このにこまる図1点のために、商品としてのブラッシュアップを犠牲にするわけには行きません。


利他行者の如く消えた(笑)この幻の章ですが、茂野さん、続編作るときにでも、ぜひ活かしていきましょう。


さらには、この章だけでも、一冊の本が出来そうです。但し、ビジネス書ではありませんが。


多くの方に読んでいただきたい幻の第7章ですが、残念ながら発売記念キャンペーンはとっくに終わっています。


でも、こっそり著者にメール すれば、アマゾンほかの購入者の方に限って、プレゼントしてもらえるかもしれません。


もちろん、勝手に私がそう思ってみただけで、保証の限りではありませんが^^;



編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-にこまる本、出版記念キャンペーン開催中!!!


ビー玉

2009-11-21 14:14:21 posted by editorial-engine
テーマ:■IT&出版業界日誌
編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-09-11-21_001.jpg

知る人ぞ知るビー玉。新装開店?

PDF作成ソフトで図と文の同時編集。ズブン!

2009-11-21 12:32:16 posted by editorial-engine
テーマ:■職業としての編集技術

実はWindows7、恐怖の「上書き」インストール の続きなんですが、


ひょっとして?と思って、プリンタのドライバDocuCom PDF Driverを削除してから、PDF高度編集ソフト、インストールしてみました。あっけなく、できてしまいました^^


編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-PDF高度編集

高度と言えば、Acrobatが一番なんでしょうが、5万円前後、最上位バージョンは10万円近くします。


映画のトレーラーを埋め込んだ動くフライヤ作るわけじゃないので、数千円ので十分。


図版、ダイヤグラムの多い本の編集、とくにデザイナーとの修正打合せには、PDF作成ソフトが便利です。


オフィスに出向いて対面で打ち合わせるのが一番早いわけですが、そうもいかないことがほとんど。


PDFを添付で送って、電話とメールで詰めていきます。


原稿は、ほとんどがWordですが、このワープロソフトは実に扱いにくい野暮天(笑)。文字だけの本なら別ですが。


WordからPDFに変換して、そのPDFを作成ソフトで開いて編集します。


図と文の同時編集も、こちらの方が圧倒的に速い。


組版入稿用は、変換ソフトを使って、修正済のPDFをWordに戻したものを使います。



ただいま、プロジェクト「しゅっぱん2.0」から生まれた2冊めの本、編集中です。



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ちょっとDEEPな
SimpleMapping+編集術の話はここでしています↓




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