今の自分だから分かる事 | やってやれないことはない

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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)とお付き合いしながら生活しているママブログです。
H29.4 まさかの再燃 思うようにいきませんね。
元介護職。介護事務員を経て今は介護保険の申請に関わる仕事をしています。


4月も終わりに近づきヘルパーさん、ファミリーサポートさんの流れが出来き上がり少し余裕が生まれてきた。

私はこの病気になるまで長い間、訪問介護の職に就いていた。

ヘルパーで実際に動くのはもちろん、ヘルパーさんやケアマネ、利用者さんの間に立ち調整するサービス提供責任者として。


今は利用者。この立場になり分かる事がたくさんあった。


ヘルパーさんは基本時間通りに来てくれる。

でも車が混んでいたり、雨だったり、前の利用者さんが長引いたり、そんな理由で遅くなる事がある事は十も承知していた。だから私は少々遅くなっても連絡は要らない。とあらかじめ伝えていた。(電話がかかっても常に電話を手元に置いていないと出るのに一苦労なので。)

連絡は要らないといいながらも、ヘルパーさんが少し遅くなると不安になる自分がいる。

今日来てもらえないんじゃないかと。


サービス提供責任者になりたての頃、へルパーが来ない!!と開始予定時間2分後に電話口で大声で怒鳴られた事があった。

謝りながら、まだ2分しか過ぎてないじゃん。と心の中で思っていた。今なら良く分かる。たった2分でも利用者さんは不安で仕方なかったんだろうな。って。


ヘルパーさんの交代だってそう。新しいヘルパーさんが来るっていうドキドキ感。


ヘルパーの頃は、新しい利用者さんの所に行くのがどちらかというと楽しみでもあった。

それとは反対に利用者さんから良く聞いた台詞は、新しい人がどんな人か会うまで不安だった。と。


ヘルパー側は利用者の情報、サービス内容他あらかじめ聞き心の準備が出来る。

でも利用者側は、どんなヘルパーが来るか分からない。


確かに私も派遣する側の立場だった時、利用者さんにこれ位の年齢のヘルパーさんが行きます。と伝えるものの個人情報の事もあり詳しくは伝えれなかった。

今ならその不安だったと言うのも良く分かる。


今から現場に戻れる事があったら、色んな気持ちが分かるのに。って。思うとまた悔しくなるので、とりあえず今日は少し体調も良いので、ケアクラークの勉強しよう!!

利用者さんの気持ちが分かる介護事務を目指しビックリマーク