本日もGABANスパイスネタです。
でも、今日はちょっと変わったレシピを
2つ考案して自分的には達成感が
かなり大きな一日となりました。
今日のスパイスは、下写真のセボリー。
『豆のハーブ』と言われるセボリーで
あずき特有の<苦みを感じる臭み>
を取り除くことが出来るかどうかの
実験をしてみたんですよね。
小豆ってのは、あんこ以外の料理で
使うのは、お赤飯くらいで、他の料理
で常用するケースは極めて稀・・・・・
大豆や黒豆と違って粒が小さく箸で
持ち上げにくいこともあって、普通の
お料理に使用しずらい所も欠点です。
しかし、大豆や黒豆よりも小豆の方が
鉄分が豊富なので、加糖しない状態で
もっと頻繁に使用することが出来る
ことが理想的なんですよね。
セボリーを加えて加熱して
無糖の「ゆであずき」にしたんですけど
和洋折衷、どんなお料理にでも使える
小豆に変身しちゃったみたいですよ
セボリーゆであずき
の作り方
●あずき 100g
●水 1カップ
●塩 2つまみ
●酢 小さじ1
●GABANセボリー 小さじ1/4
1.あずきは、水洗いして表面の
汚れを落としてから半日程度
吸水させてからザルに上げます。
2.圧力鍋に水、塩、酢、セボリー
を加えて混ぜ合わせ、1のあずき
を入れて、高圧にかけます。
3.圧力が上がっても蓋を開け
ないで常温まで冷まします。
この状態のあずきを使って調理します。
あずきと梅干しの
混ぜごはん
レシピ
<材料2人分>
●ごはん 1合分
●梅干し 中2個
●セボリーゆであずき 大さじ2
(※上レシピ参照のこと。)
1.熱いごはんに種を取り除いた
梅干しをほぐして入れ、しゃもじで
混ぜます。
2.1にセボリーゆであずきを
加えてふっくらと混ぜ合わせます。
3.お茶碗に盛り付けます。
この混ぜごはんは、
お寺で食べたい気持ちになるの
何でかと言うと、
セボリーってタイムの香りにも
似ているんだけど、
日本特有のハーブである山椒にも
似た香りがするんです。
なので、懐石料理の最後に赤だしと
一緒に供されてもおかしくないような
混ぜごはんなんですよ~
また、あずきにセボリーの香りが
ほんのり移っていて、まるで
ひのきのお椀でごはんを頂いている
ような気持ちにもなります。
あずきのイメージが
ちょっとひっくり返るようなメニュー
になりました。
『セボリーあずき』については、
他にももっとレシピを出せそうです。
おそらく、あずきだけの味と香りでは、
このように厳かな味の混ぜごはん
にはならないと思います。
『極みの味』に出会いたい人は、
ぜひ作ってみて