幸せになってほしい。 | No bitter, no sweet☆No pain, no smile.

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前に一度だけここに書いたことがあるけれど、大沢たかお似の同級生が結婚するのだそう(*゜▽゜ノノ゛☆

高校時代は絡んだこともなかったのに、何だか嬉しさに泣けてしまうのだ。
何故なら、彼は私の「希望」だから。

彼と付き合った彼女は軽くいじめに遭うくらい大沢たかお似の同級生はモテた。
けれど見ているこっちが苦しくなるほどにストイックで、真面目で優しい男だ。

「もう30だし、腹くくったよ」と、同級生の言葉に私の顔はほころんだ。
彼には10年も忘れられない女性がいるのだ。
「後にも先にも、本気で好きになった女はアイツだけ」だと言う。
私はその女性を知ってる。なんせ同級生ですもの。
結婚するつもりで付き合っていたのに、ある出来事で別れてしまって、それからおよそ10年。
「たぶんずっと心の中ではまた分かり合える日を待ってた」と言っていた。

結婚するつもりでいたのに自分のせいで破談になったことを責め続けて。
けれど想い続けた女性も何年か前に別の相手と結婚しちゃって。
「再び分かり合えなくても、アイツより先に幸せにはなれないと思ってきた。けどアイツも結婚したみたいだし、そろそろ俺も腹くくるよ」と、寂しそうに語った。

「いんだよ、もう。鍵かけてしまっちゃえば。誰の為でもなく、自分自身の為に幸せになってほしい。それでも時々、鍵を開きたくなった時は私に話したらいいよ!おめでとう!」と、心からのでっかい「おめでとう」を渡した。

風とともに移ろいゆくこの世界で、変わらない想いもあることを教えてくれた彼は紛れもなく私の「希望」だ。
「もう充分だよ」と抱きしめたいくらい。
みんなは「未練たらしい」と言うけれど、となりにいない相手を変わらず10年も想い続けるってすごいよ。

だって「変わらない愛」を歌いながら、変われないことにもがいてみたり、世界平和を願いながら家の中で暴れるような、世の中はそんな矛盾で溢れてるから。

思い出にしっかり鍵かけて幸せになってよ。
いつか開きだすことが不安なら、その鍵私が飲み込んじゃうから。
その変わらない愛の矛先を、これからは家族に向けて発信して、君が幸せになって。