HPVワクチンを何がなんでも推奨する村中璃子氏の本音と目的はどこにあるのか | NANAのブログ

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~HPVワクチンを何がなんでも推奨する村中璃子氏の本音と目的はどこにあるのか~

村中璃子(ペンネーム)という自称、「医師・医療ジャーナリスト」が最近、ネットや様々なメディア等でHPVワクチンを強引に推奨する言説を繰り広げています。
その一方で、HPVワクチン副反応被害者と家族を誹謗し傷つけるような言動も繰り返しています。

最近では、HPVワクチンの副反応問題を取り上げたNHK『クローズアップ現代』(1月28日)の放送後に、村中氏は副反応被害者と家族を傷つけるような放言をまたSNS上で放っていました。

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【参考記事】
五分咲きの日々さんのブログ記事より、
『私にはわからない』

彫木・環(アベ政治を許さない)@CordwainersCatさんのツイートより、
『この方は一体、何がやりたいんでしょうか?』
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「Japan Inーdepth」というネットメディアから配信された、「子宮頚がん問題~報道の在り方を考える~」と題された村中氏へのインタビュー動画があります。

この動画の中(40分~43分頃)で、村中璃子氏はワクチンメーカーの広報担当者ではないのかと見間違うかのような発言を連発していました。

視聴者からの質問、「20代後半なので(HPVワクチンは)今から打っても遅いのでは?」に答える形で、村中氏は「メーカーによっては45歳くらいまで効果があると言われている。」との言説を無批判なまま垂れ流していました。そして、「20代であっても十分に効果があります。」と断定し、「20代30代女性では子宮頸癌の8割を防げる。」と大きく踏み出した発言もしていました。

さらに驚くことに、がんが予防できたという検証もされていない新しい9価ワクチンの話を、司会者から求められてもいないのに自ら切り出して、「このワクチンを使うと日本人女性の全ての年齢の子宮頸がんの9割を防ぐことが出来ます。」と、ワクチンメーカーが泣いて喜びそうな、かつ問題の大きい、承認前の広告塔役まで演じていました。
日本で未承認のワクチンの「効果宣伝」をここまで堂々と公言するのは、果たして「医療ジャーナリスト」を自称する者が行うべきことでしょうか。

村中璃子氏はワイスという製薬企業でワクチンメディカルマネージャーを務めていた経歴をもつ人物ですが、さすが元ワクチンメーカー社員ならではの発言と呆れるしかありません。

付言すれば、「Japan Inーdepth」編集長という曲がりなりにも報道者、ジャーナリストの職にある安倍宏行氏の村中氏に対する無批判で「提灯持ち」な、そして品のないMCぶりにも、大いに失望させられました。

村中璃子氏は「20代30代女性では子宮頸癌の8割を防げる。」、「45歳くらいまで効果があると言われている。」とHPVワクチンを強く推奨しているのに、何故ご自分は打たないのでしょう??

「20代30代女性では8割防げる。45歳くらいまで効果がある。」とワクチンの有効性を極めて高く評価して推奨し、副反応は殆ど問題視しない彼女の言説の当然の帰結は、自らも進んでワクチンを打つということになるのではないでしょうか。これは別に揶揄でも何でもないですが、どうみても彼女の年齢は45歳は過ぎていないでしょう?

そういった事と合わせて彼女の旺盛な言論活動を注意深くみていくと、村中氏の本音と目的は次のようなところにあるのではないかと思わずにはいられません。

憶測と言われるのを覚悟の上であえて書きます。

女性の健康と命を守るという本来の意義と目的は、彼女にとっては名目上の大義名分でしかなく、本音は自分の発信する言論コンテンツが医療・医学界の権威筋(医学学会や製薬企業等)から支持・評価され、自身がその世界で重宝されることにあり、それによって「医療ジャーナリスト」としての自らの社会的地位と名声を築き上げることが彼女の中では最も優先されている目的なのではないか。
つまるところ、村中璃子氏は医療ジャーナリストでも何でもなく、体の悪いただのソーシャルクライマー(social climber)ではないのか。

そう理解すれば、ジャーナリストを自称しているのにもかかわらず副反応被害者や家族に直接会って取材することもせず、高見からの冷たい視線で誹謗し傷つけるような言動を続けられる彼女のスタンスも頷けます。

さらに言えば、村中氏が副反応症状の女の子は沈黙し親に洗脳誘導されている云々と決めつけているのは、ジャーナリストとして当然求められる当事者取材を避けていることに対する批判をかわす逃げ口上として、狡猾な「先手」を打っている面が多分にあると私は見ます。

そんな村中璃子氏の卑劣な姿勢と比べて、副反応被害の実態、実情をしっかり捉えようと被害者本人と家族のところに何度も足を運んで熱心な取材を重ねた黒川祥子氏の姿勢は、これぞジャーナリスト、ライターの見本だと思います。

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村中璃子氏は、日経ビジネス
で『Dr.村中璃子の世界は病気で満たされている』と題した連載コラム

を書いていましたが、このタイトル中の「病気で」という部分を「権威と名声の欲で」に置き換えたら、彼女自身の世界をピタリと表しているように私には思えて仕方ありません。


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