こんばんは
“自分らしい人生”をつくる、働き女子のマネーアドバイザー ふじいななです。
日経ビジネス2013年12月30日号で、松井証券の松井道夫社長が「牛丼一杯3000円時代の幕開け。いずれ紙幣価値は10分の1になる。」と言っています。
ここまでいくかは別としても、お金の価値が下がっていくとは、つまりこういうことです。
しつこいくらい何度もお伝えしていますが、これからはインフレ対策が必須。
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もし『明日から牛丼一杯が3000円になります！』と言われれば分かりやすいのですが、10円単位、100円単位、1年単位、10年単位でのジワジワ変化はなかなか気付きにくい。
日本は今、毎年2%のインフレ(物価上昇)を目標にしており、“達成するまでやる”と宣言しています。
つまり、絶対やってくるんです。
私たちも毎年2%ずつ、お金を増やしていかないと今の生活は維持できないということです。
例えば、年収200万円の人なら、
［200万×2%=204万円］
204万円以上になっていないといけないわけですね。
逆に同じ金額なら、来年は4万円が勝手に消えることとなります。
正直、これからのインフレ下では、円での元本保証はあまり意味がありません。
【元本保証】とは、額面(金額)は保証してくれても、価値を保証してくれるわけではないからです。
せっかく一生懸命働いて預けたお金が、気付いたら減ってる、なんて悲しいですよね。
FPの黒松雄平さんという方が、「定期預金は穴の空いた貯金箱と同じ」と表現されていましたが、まさにソレ。
そろそろ、貯金箱も替え時かも。
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