みなさん、おげんきですか?
今日のテーマは、「しあわせになりたい人に贈る、魔法の言葉」。
わたしの友人に自己啓発系の本の作家がいます。
彼女の本を読もうとし、ネットで買おうとしたら、
国が違うために買えない。
「買えないので、お金送るから、送ってほしいの」
スカイプでおしゃべりしているときに、本人にそう伝えると
「あんたには、ぜんぜん必要ないわよー」
あっさりと、作家本人から言われてしまいました。
彼女の話を寄せ集めると、どうも、自己啓発には
魔法の力
が関係しているようです。
自分を変える魔法の言葉を持っているかどうか。
夢を実現させる魔法の言葉を知っているかどうか。
ぎくり。バレたか。
わたし、魔法の言葉を持っているんです。
「カンゴンシンソンリコンダケン、
トフカミエミタメ、ハライタマエキヨメタマエ」
おかげさまで、何か不穏な空気を察した時に唱えると、
暗い雲が晴れ、安泰にやり過ごせるから不思議です。
もう一つ。
わたしの夢の扉を次々と開けてくれた決定的な言葉があります。
「 叩けば、扉は、開かれる」
これ、魔法の言葉です。本当に魔法の言葉です。
18歳を過ぎて間もなく、
人生で何をしてよいのか、よくわからなかったわたしは、
この言葉に出会って「ほんとかな?」と思い、
毎日祈って、扉を叩きました。
「神様、わたしに一番ふさわしい道を与えてください」
祈り始めてから、15年くらいたってのことです。
ある日、
子供の頃から考えていたこと、やりたかったこと、憧れていたことが
次々に実現していることに気がつきました。
それどころか、
困ったときには、最高の形で助けられることに、気がついたのです。
信じるということは、「熱い思い」とは違います。
「必ず助けてもらえる」という確信です。
神さまは、あなたが予期しない形で、自分が欲しかった道を用意していて、
それを与えてくれます。
その道は
曲がりくねっているかもしれない。
途中に大きな水たまりがあるかもしれない。
近道や抜け道などないかもしれない。
道の途中には、悲しみや絶望も、もちろんあります。
選択を間違えて失敗するような仕掛けもあります。
波乱万丈の舞台のような道です。
しかも、道は見えない。
自分の心の直感に従って自分で選んで、描いていくしかない。
道を間違えて、酷い目にあったら、
「ひどい!」「辛い~」と悲しむのではなくて、
天や運命を恨むのではなくて、
ドラゴン・クエストみたいに、
そこから抜け出る道を必死で探すしかない。
そのときもまた、どんどん、扉を叩きながら、探すこと。
秘訣は、自我をゼロに、心を空にして祈ることです。
無我夢中。
忘我の境地。
一心不乱。
「天に通じる」とは、すなわち、「自我を無くして忘れる」ことなり。
それは、古代から明白な事実だったんですね。
自分の意識が少しでも中心にあると、
天から届く本当にピュアなエネルギーが
欲望や疑心暗鬼な気持ちで、かき消されてしまうからです。
このピュアなエネルギーこそ、心が天から受け取る直感です。
言い換えれば、自分の心の中に潜む火事場の馬鹿力の源流。
本気で祈ると、自我が空っぽになり、
ピュアなエネルギーが心の隅々まで注入されます。
このエネルギーが、自分の行く道を教えてくれる声。
この声を聞きながら道を歩き、
その都度与えられる課題を実行して行くと、夢が実現するのです。
夢が実現しても、「嬉しい」と喜ぶ気持ちは一瞬。
また、険しい道に戻るかもしれません。
だから、常に祈って、耳をすませて、声を聞き続けるのです。
18歳のわたしにこれを教えてくれたのは、
シモーヌ・ヴェーユという
ユダヤ系フランス人の哲学者。
彼女のことは、またいつか書きましょう。
自己啓発はわたしも大好きで、いろいろ読んでいくうちに、
本当に多くの人が苦しんでいて、
救われたい、幸せになりたい、自分を変えたい、運が良くなりたい……
と考えていることを知りまして、
「タダでできるすごい魔法があるのに!」
と伝えたくて、今日の記事を書きました。
魔法は実行した直後に効果が現れるのではなく、
実行した途端、人生に影響を及ぼしはじめるのです。
その影響が顕著になるのは、1年、10年、20年~と時間が経ってから。
しかし影響は絶大で、その後の人生を左右する力になります。
「 叩けば、扉は、開かれる」
本当の魔法の言葉です。