今、世界各国の幼児教育界では、「これからの時代は学力テストで計測できるような知力だけでなく、社会情動的スキルが必要になってくる」と言われています。
社会情動的スキルとは目では認知しにくい力で、大きく分けて5つ(開放性、勤勉性、外向性、協調性、否定的感情対情緒安定性(ストレス耐性など))あります。社会情動的スキルの獲得は認知スキル(学力・知力)の獲得と大いに関係があります。もちろん、社会人に出てからも必要になってくるスキルです。
日本の幼児教育は「遊び」を通した「学び」で心身を育み、特に「心情、意欲、態度」と「生きる力」という目では認知しにくい力を伸ばすことを重要視してきましたが、これらは社会情動的スキルと同様のものです。そのため、日本が独自に発展させてきた幼児教育は、今世界中から注目されています。