海外で暮らしていると我々日本人からすれば躾をされない子供、躾をしない親の姿を目にします。
躾を全くしなくても10歳くらいになれば思春期に入ることで子供のような振る舞いが減り、周囲の目を気にし始めてある程度の常識的な振る舞いをするようになるので「厳しくしつけをしなくても自由にさせておけばよい」と勘違いしている人が多いようです。
しかし、幼少期から躾をされなかった人は躾をされた人より忍耐力、勤勉性、規則を守る心、勉強に取り組む心が劣るようになります。
日本人が世界中から「真面目」、「勤勉」、「団結力がある」、「規則をよく守る」と賞賛されるのは、幼いころからの躾の賜物なのです。