平成24年1月31日(火)作業人員2名 『累計 32.5人工』
屋根漏水箇所修繕 破風板 上塗1回目
本日は瓦屋さんが漏水箇所の修繕を行います。
私は、早良区O様邸に行っておりますので、朝からは林氏のみの現場入りです。
漏水工事が終わるまでは、塗装の作業は一旦中断。
林氏も瓦屋さんの手伝いを行います。
まず、漏水箇所を確認するため外壁材の撤去。
シーリング部を切り取りまして、
外壁材を破損させないように慎重に撤去。
外壁材撤去後です。
外壁材の撤去が終わりましたら、次は板金部分の撤去。
撤去後、内部を確認してみます。
下屋から立ち上がっているルーフィングの様子です。
立上り幅は現在の施工状況よりも若干低い様子。(現在は300mm程度立上げる事が一般的だそうです。)
しかし、この部分は問題は無いであろうと言う事。
恐らく今回の漏水の原因はこの箇所だという事のようです。
原因は2つ。
まず、この部分にルーフィングが入っていない事。
次に、板金の納まりが水を止める納まりになっていない事。
流れてきた水が、外部に排出される仕組みになっておらず、そのまま内部に流れて行ってしまう納まりになっているようです。
別角度からの写真です。
瓦屋さんの見解では、この2点が恐らく今回の漏水の原因になっているだろうとの事でした。
この納まりの状態でしたら、新築時、早い段階で漏水が起きるだろうとの事ですので、実際にO様の話で聞きました漏水が発生した時期(建った当時から)と言う事とも一致します。
完全に板金の納まりが原因の様ですので、良くサイディングで起こるシーリング関係の漏水とは全く原因が違いますので、漏水が起きる場合は比較的早い段階から起きるとの事です。
シーリングからの漏水の場合は、シーリングが劣化してから起こる事になりますので、早くても建ってから数年間は起きることは少ないです。
今回の処置として、
① 足りない部分にルーフィングの貼付けを行う事。
② 流れる水を止めて外部に出す板金の納まりに変更する。
という、2つの処置を行いまして、漏水が止まる様に試みます。
① 足りない部分にルーフィングの貼付けを行う事。
足りていないルーフィングを新たに貼り付けます。
ルーフィングに関しましては、以上で終了。
② 流れる水を止めて外部に出す板金の納まりに変更する。
この様な板金を末端に取り付けて、内部に入る水の流れを遮断します。
この板金を現状の板金部の端末に差し込みます。
板金取付完了。
この板金により流れてきた水が内部に流れ込まず、外部に出ていくようになりました。
以上で漏水の処置は完了です。
後は外壁材を復旧しまして終了となります。
新たな板金を取付。
そして、外壁材の復旧です。
以上で完了。
後はシーリングを再度行えば修繕は完了です。
これで漏水は大丈夫でしょう。
漏水の処置が終わりましたら、瓦が1箇所大きく割れていましたので、そちらも合わせて交換して貰います。
当初は割れの補修で済ます予定でしたが、せっかく瓦屋さんが来ていますので、大きな割れの箇所は瓦の交換。
まず、割れている瓦を撤去。
瓦撤去後です。
ここに新たな瓦を差し込み、
瓦内部にシーリング材を充填しまして、接着させて固定させます。
瓦差し替え完了。
以上で屋根・漏水工事は完了です。
時間にして半日程度。
2名での作業となっております。
この作業が終わった頃、私も到着。
(早良区O様邸 → 病院 → 西区O様邸)
何故かピークに体調が悪いです。(-_-;
漏水工事の流れを確認後、塗装の作業を開始します。
午後からは破風板の上塗1回目を行いました。
が…
まともに働けていません(汗)
この時、頭が非常に痛く、おまけに体まで痛く…
(この時はインフルエンザとは気付かず作業を行なっておりました。)
何とか時間一杯作業はするものの、通常の半分程度しか出来ませんでした。(-_-;
林氏にとりあえず頑張ってはもらってはいたのですが、そんな林氏に私はインフルエンザのプレゼントまでしたようです…
あぁ…
ごめんなさい、
林氏…
とりあえず、以上で作業は終了。
あまり進み具合が良くない一日となってしまいました。
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ご近隣の工事の状況です。
この日はお休みのようです。
【累計 塗装工 2人工(2名半日が1日) シーリング工 2.75人工 仮設工 数名(未確認)】