人生がときめくカラーサロン
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第4章 パーソナルカラーで自分を受け入れる
①地味で目立たないことがコンプレックスなあなたへ
第2章③女性性を目覚めさせるパーソナルカラーで、
パーソナルカラーとな何かについて述べました。
みなさんは、自分の容姿について、
人から何か言われて傷ついた経験はありますか?
私の場合は、妹が鮮やかでかわいらしい色が似合うのに対して、
私は、紺とか白とか、清楚で大人しい色が似合うと、母親から言われ
いつの間にか、それがコンプレックスになっていました。
似合う色のことを言っているのに、私は
「あなたは地味で目立たない存在。その他大勢の中の一人で、何の取り柄もない」
そう言われているように思ったのです。
母は、似合う色を褒めてくれたのだと思います。
しかし、私は、それ以前に、
「なぜ、もっと積極的にならないの?」
「ほら。もっと手を上げて発言しなさい」
「成績はいいけど、何かずば抜けたものがないよね」
子供のころ、何気なく言った親の一言が、私はいつの間にか
「私はダメな子」というレッテルになっていたのでした。
だから、紺や白が似合うと言われたことが、
「ダメな子」と言っているように聞こえたのでしょう。
「あなたは、制服が一番似合うね~」
と言う言葉が、褒め言葉ではなく、
「世界一平凡でつまらないものが似合う」
と言われているような気がしていました。
私は、紺や白が似合う自分が嫌でした。
控え目な色や、メリハリのない優しい配色は、まるで自分の
嫌いな部分を見ているようで、嫌いでした。
しかし、そのことがあったから、中学、高校と、「おしゃれ」をすることに目覚め、
ファッションで、自分を自由に表現することの楽しさを知ったのでした。
社会人になったある時、パーソナルカラーの存在を知ります。
それは、働いていた会社が建てた東京のファッションビルの中に、
パーソナルカラーができるお店があることを社内報で知ったことがきっかけでした。
興味を持った私は、当時、何万円もしたパーソナルカラーの
コンサルティングを受けに、東京へ行きました。
ところが、行ってすぐに、場違いなところに来てしまったと感じました。
明らかに、流行の最先端を行くようなアバンギャルドなファッションの
私に対して、パーソナルカラーの先生は、高級ブランドのセレブな奥様風。
「ごきげんよう」の世界に戸惑いながら・・・
浮きまくっている自分を今すぐ消し去りたいという思いでいっぱいで
説明も上の空の状態でした。
そして、先生は、カラードレープという布製の分析ツールを顔の近くに当てながら
「あなたは、ブルーベースですね。青みのある色が似合います。
あまり、鮮やかな色は得意ではありません。
清楚で控え目な色の方が、上品でエレガントですよ」
出た出た!やっぱり、私は地味な色が似合うんだ。
え?今日のこのファッションが似合わないってこと?
上品でエレガント?私まだ若いんだよ~おばさん!
心の中で私は、そうつぶやいていました。
私の中で上品でエレガントなイメージは、なぜか、おばさんのイメージ。
カジュアルで斬新なファッションか、黒でプロフェッショナルなイメージに憧れる
若者には、決して、褒め言葉には聞こえませんでした。
しかも、似合うと言われた色が、私のコンプレックスを炙り出す色。
それを受け入れることが難しいことは、容易に分かると思います。
私が似合うと言われた色は、「サマー」というグループの色でした。
サマーと呼ばれるカラーグループの色は、紫陽花の花のような
ピンク、パープル、ブルーなどのような優しいパステル系の色が多く
ベーシックカラーは紺やグレーが合わせやすく、
やわらかい印象や涼しげな印象を与えるカラーグループです。
「サマーが似合う」と言われて、がっかりする人には、
私と同じようなコンプレックスを抱えている人が多いのです。
そのような人は、本当は誰かに、
「あなたは、特別な存在です」と言われてみたいのです。
だから、存在感のある色に憧れます。
私も、コンサルティングを受ける前は、スプリングとかウィンターの色が好きで
スプリングかウインターって言われたらいいなと思っていました。
そして、今思えば、スプリングの色は、妹の似合うカラーグループ。
私は、心のどこかで、ずっと、華やかな色を着ると、かわいいね!って褒められる
妹が、羨ましかったのでした。
「サマー」と診断された私は、
パーソナルカラーなんて、センスに自信のない人が、人に決めてもらうために
することであって、私には必要のないものだ。
と、初めてパーソナルカラーを受けた時の私は、
パーソナルカラーに対して非常に、否定的な印象を持ったのでした。
そんな私が、数年後、パーソナルカラーを仕事にするようになるなんて
この時は、知る由もありません。
つづく
***
※連載!人生がときめくカラーサロン
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http://ameblo.jp/nakatasaiko/entry-12032895753.html
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第4章 パーソナルカラーで自分を受け入れる
①地味で目立たないことがコンプレックスなあなたへ
第2章③女性性を目覚めさせるパーソナルカラーで、
パーソナルカラーとな何かについて述べました。
みなさんは、自分の容姿について、
人から何か言われて傷ついた経験はありますか?
私の場合は、妹が鮮やかでかわいらしい色が似合うのに対して、
私は、紺とか白とか、清楚で大人しい色が似合うと、母親から言われ
いつの間にか、それがコンプレックスになっていました。
似合う色のことを言っているのに、私は
「あなたは地味で目立たない存在。その他大勢の中の一人で、何の取り柄もない」
そう言われているように思ったのです。
母は、似合う色を褒めてくれたのだと思います。
しかし、私は、それ以前に、
「なぜ、もっと積極的にならないの?」
「ほら。もっと手を上げて発言しなさい」
「成績はいいけど、何かずば抜けたものがないよね」
子供のころ、何気なく言った親の一言が、私はいつの間にか
「私はダメな子」というレッテルになっていたのでした。
だから、紺や白が似合うと言われたことが、
「ダメな子」と言っているように聞こえたのでしょう。
「あなたは、制服が一番似合うね~」
と言う言葉が、褒め言葉ではなく、
「世界一平凡でつまらないものが似合う」
と言われているような気がしていました。
私は、紺や白が似合う自分が嫌でした。
控え目な色や、メリハリのない優しい配色は、まるで自分の
嫌いな部分を見ているようで、嫌いでした。
しかし、そのことがあったから、中学、高校と、「おしゃれ」をすることに目覚め、
ファッションで、自分を自由に表現することの楽しさを知ったのでした。
社会人になったある時、パーソナルカラーの存在を知ります。
それは、働いていた会社が建てた東京のファッションビルの中に、
パーソナルカラーができるお店があることを社内報で知ったことがきっかけでした。
興味を持った私は、当時、何万円もしたパーソナルカラーの
コンサルティングを受けに、東京へ行きました。
ところが、行ってすぐに、場違いなところに来てしまったと感じました。
明らかに、流行の最先端を行くようなアバンギャルドなファッションの
私に対して、パーソナルカラーの先生は、高級ブランドのセレブな奥様風。
「ごきげんよう」の世界に戸惑いながら・・・
浮きまくっている自分を今すぐ消し去りたいという思いでいっぱいで
説明も上の空の状態でした。
そして、先生は、カラードレープという布製の分析ツールを顔の近くに当てながら
「あなたは、ブルーベースですね。青みのある色が似合います。
あまり、鮮やかな色は得意ではありません。
清楚で控え目な色の方が、上品でエレガントですよ」
出た出た!やっぱり、私は地味な色が似合うんだ。
え?今日のこのファッションが似合わないってこと?
上品でエレガント?私まだ若いんだよ~おばさん!
心の中で私は、そうつぶやいていました。
私の中で上品でエレガントなイメージは、なぜか、おばさんのイメージ。
カジュアルで斬新なファッションか、黒でプロフェッショナルなイメージに憧れる
若者には、決して、褒め言葉には聞こえませんでした。
しかも、似合うと言われた色が、私のコンプレックスを炙り出す色。
それを受け入れることが難しいことは、容易に分かると思います。
私が似合うと言われた色は、「サマー」というグループの色でした。
サマーと呼ばれるカラーグループの色は、紫陽花の花のような
ピンク、パープル、ブルーなどのような優しいパステル系の色が多く
ベーシックカラーは紺やグレーが合わせやすく、
やわらかい印象や涼しげな印象を与えるカラーグループです。
「サマーが似合う」と言われて、がっかりする人には、
私と同じようなコンプレックスを抱えている人が多いのです。
そのような人は、本当は誰かに、
「あなたは、特別な存在です」と言われてみたいのです。
だから、存在感のある色に憧れます。
私も、コンサルティングを受ける前は、スプリングとかウィンターの色が好きで
スプリングかウインターって言われたらいいなと思っていました。
そして、今思えば、スプリングの色は、妹の似合うカラーグループ。
私は、心のどこかで、ずっと、華やかな色を着ると、かわいいね!って褒められる
妹が、羨ましかったのでした。
「サマー」と診断された私は、
パーソナルカラーなんて、センスに自信のない人が、人に決めてもらうために
することであって、私には必要のないものだ。
と、初めてパーソナルカラーを受けた時の私は、
パーソナルカラーに対して非常に、否定的な印象を持ったのでした。
そんな私が、数年後、パーソナルカラーを仕事にするようになるなんて
この時は、知る由もありません。
つづく
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