コミュニケーションのヒント~ | 「ココロを支援するセラピスト」

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日々の中で体験した不思議なことや、世の中の疑問に思う事など、ココロを支援することなど、気づいたことをお伝えいたしますね・・・。

あっという間にゴールデンウイークも終わってしまいました。


この時期は五月病などといわれる気分の揺れが激しくなる季節です。


5月というと職場の異動などがあります。


新人社員が新しい環境に適応できないことに起因する精神的な病が現われるのもこの時期です。


職場の人間関係は必要以上にエネルギーを消耗します。


悩みの多くは人間関係に起因するものが多いと思います。


改めてミスコミュニケーションについてお伝えしたいと思います。


自分自身も初めて社会に出てから人と関わるようになって、悩んだ経験があります。


人と関わった経験が少ない若い人ほど、どのよう他人と接してよいのかわからないのではないかと思います。


この人のためにといった一言で相手から、「あんたはそういう人間だったのか!最低!」などといわれた経験がある方もいるのではないかと思います。


自分の意図したことと正反対の答えが返ってきたという経験はありませんか?


自分の周りでもこんな出来事がありました。


飲み会ときのことです。


上司が「今日は忘年会だ!無礼講だからなにを言ってもいいぞ!」


そんな言葉から飲み会も1時間2時間とお酒が進みました。


お酒の勢いもあって、上司に向かって日ごろの不満を上司にぶつけた入社一年目の社員がいいました。


部下「課長!私は、○○は本当は△△にした方が絶対に良かったと思います!」


部下「だってライバルの●●社より□□面で絶対に優位です!」


部下「あの時、課長が※Жα☆といってくれれば今のわが社の○○はもっと売り上げが上がったと思います!」


部下「今日は無礼講ということなので、いわせてもらいますが!課長のやり方は強引すぎます!」


部下「みんなもそう思っています!」


課長「○○くん!そんなことを思っていたのか!」


部下「この際だから、いわせてもらいますが、××の商談の時も△△だったじゃないですか!」


課長「何をいってる!ふざけるな!」


・・・。


そんなミスコミュニケーションは日常的によくあることだと思います。


上司は、楽しんで欲しいという意味で「無礼講」といったのかもしれません。


それを部下は上司の「上無礼講」だからという言葉に乗って、上司に何をいってもいいと解釈しました。


社会経験の少ない若い社員ほど上司のいう言葉を鵜呑みにしてしまいます。


上司の立場からすれば、飲んだ席で部下の本音を探ろうとした意図が見えます。


部下の真意を読むことも上司には必要ですが、普段から風通しのよい職場であれば、良いコミュニケーションができたのではないかと思います。


お酒が入ると理性のリミッターが緩みやすいなっているので、言葉には注意する必要があります。


関係性をよくするためには、相手を「認める」「褒める」「感謝」を意識することで相手からの反応が変わってくると思います。


お試しを~。