次男が自宅に帰ったとたん
「今日さあ~多分、兄ちゃん怒りながら帰ってくると思うで」
という。
なんの事かと思ったら。
弁当のおかず。
毎日男子弁当3つ作ってるんだが、いつも代わり映えのしないおかずでも買いに行く手間とお金がかからないのでそうしてくれと男子達に言われて作っている。
長男入学当初は二段弁当箱を用意していたのだが、冬場にランチボックスを使いだしてから、夏でもあったかいご飯がいいからというので、そのままランチボックスを続けて持って行っている。
父さんはずっと以前から、次男もその方がいいというので、こいつは最初からランチボックス。
弁当を作る際にいつもマイルールがある。
ご飯はランチジャーになっていて、ある程度の保温機能がついている。
おかずはそのジャーの余熱でほんわかあったかいらしい。
で、おかず入れが二つ付いてるのだが…。
一つは主菜的なもので、肉やら魚やら。
もう一つは副菜的なもので、野菜中心に。
そんな風に入れわけしている。
実は…その日はなんと、次男のところに主菜のおかずが二段。
長男のところに副菜が二段。
そんな風に入っていたという。
「いや、二個あけたらさ、両方茶色じゃん。あれ~っと思って、これ多分兄ちゃんの方にはやさいばっかはいっとるんだろうな~って。ラッキーなんかどうかわからんと思って~」
はい、みごとに゜両方茶色…(笑)
挙句、小学校の時サッカーのならいごとで一緒だった兄ちゃん共通の友達に「あ~、にいちゃんかわいそーやの~」と言われたらしい…。
わらいもんやんか。
まあ兄弟のランチボックスは同じ規格品だから間違えないほうが嘘かもしれん。
今まで注意して、一度も間違えたことはないのに。
年感じる~。
ちなみに兄は帰宅後、特に怒っている様子もなく
「友達にアピールしたんやけど、だれも盛り上がらんかって、『ヘルシーな弁当やね今日は…』的な感じで、スルーされた~」と、苦笑いしておしまい。
同じ日、ちょっと遠くのショッピングセンターに久しぶりに買い物に行ったとき、買ったばかりのドレッシングをカートからすぽーんと落としてしまい、その辺一帯にぶちまけたという失態もあったので、後から考えるに、この日はそういう日だったんだなあと…。
9月から頑張りすぎず、ゆったり過ごしたいと思ってはいるが、やはり気持ちは焦る。
次の仕事もなかなか決まらないままで、心と体のスピードがまだ不一致な感じだ。
人生は失敗の連続なのかもしれないが、最近小さな失敗にはあまり動じなくなった。
…はずなのだが、正直クリアな判断力も薄れているようだ。
これは、疲れのせいだと思う。
あ…アブラゼミの鳴き声。
まだ残党が残っているようだ。
夏の余韻には遅すぎるような気がするが、今の自分のココロには響く。