戸隠山頂を発ったのが12:20
すぐに稜線歩きになります。
戸隠連峰はギザギザしてますね。
そのギザギザの上を左から右へ歩いたって言えばわかるかな。
遠くから見ると垂直に切り立っているように見えるでしょ。
垂直どころか、オーバーハングしてるんだな。
ほれ。
その上に通る道はこんな感じ。
ちょっとのぞき込むとこんな絶壁にもたくさんの花が咲いてるのが見えます。キレイ!
でもお花の写真を撮る余裕はありません。
こんな絶壁際だったり、樹林帯だったり、急な上り下りを何度も繰り返します。
ここがあのギザギザなんだー
ふと下が見えました。
真ん中あたりに、濃い緑色のラインが見えるでしょ。奥社の杉並木です。
写真だと分かりにくいけど、奥社の屋根も見えました。
あそこから見える戸隠山はココなんですね!!
ちなみに5月に奥社に行ったときに撮ったのがこれ。
このゴツゴツの上にいるんだよ(^。^)
鏡池や奥社が見えて、みんなできゃあきゃあ騒いじゃいました。
・・・と、右方向を見ると。
あれあれ! 蟻の戸渡りじゃない??
ひゃあー こっちから見てもすごいわー
お気づきのように、八方睨みから稜線を横方向に移動してるので、高度はあまり変わっていません。
ムダに上り下りしてるようで、ココが一番辛かったです ;。;
九頭竜山頂を経て、
一不動の避難小屋前を通過すると、
やっと! 本格的な下りになります。
これがまたガレガレで浮き石だらけだったり。
ちゅるんちゅるんの泥の急斜面だったり。
しゃがんでヒザを抱えて滑って下ったりしたもんね。
元気が良ければもうちょっと調子良く降りられると思うけど、すでに足腰がヘロヘロ。
写真がないところをみると余裕がゼロだったようね(笑)
「氷清水」で水分補給。14:30
飲めるとも飲めないとも書いてなかったけど、もういいや!
お腹壊してもいいからこの冷たい水をガブガブ飲む幸せを選ぶのだーー
ここらあたりから、登山道と言うより川下りみたいになってきました。
滑ります。滑りました。
着いた手が腫れて未だに痛いです(泣)
こんな岩盤を横移動します。
鎖はあるけど、使いにくい。
岩にへばりつきながら、行きます。
蟻の戸渡りと剣の刃渡りを攻略した今、こんなのへでもないですね。
「どーーってことないね!」 っといばりながら進みます(笑)
川から離れたと思ったら、また川です。
あっちに渡ったりこっちに渡ったりしながら、沢に沿って下り続けます。
これは、滝下り? すぐ隣には滝のように水がじゃんじゃん流れています。
下りの鎖場も難しいねーー
ここで15時くらい。
だんだん里に近付いて来た気がします。
道の傾斜もなだらかになって、沢から離れ、
周囲が山というより森のようになると。
やったー。 戸隠牧場側に到着しました。 ここで15:40
帰ってきた!
牛ちゃーーん。ただいまーー 生きてるよーー
高妻山や、こちらから戸隠に登る登山者のための受付。
そのとおり。
おかげさまで引き返さずにすみました。
というか、蟻の戸渡り手前で、数々の鎖場を「降りる方がよっぽどイヤだ」って意見がまとまったんですよね。
牧場の外に出て、ソフトクリームで一息♪
美味しかったね。
このあと、あらかじめ牧場に回しておいた私のクルマで奥社前駐車場に戻り、解散。
Kちゃんはじめみなさん、一緒に遊んでくれてありがとう!
戸隠山、おかげで登れました。
まさか登れるとは思っていませんでした。
想像以上に盛り沢山で楽しい山でした。
ありがとーーーう ヾ(@^▽^@)ノ
おまけ。鏡池から見える戸隠山。(某HPより)
このてっぺんのギザギザの上を歩いたんだってばー(しつこい)
コースタイム
復路 ◆八方睨み発12:10~◆山頂着12:20~◆氷清水14:30~◆帯岩14:40~◆滑滝14:55~◆牧場入り口15:40~◆牧場駐車場15:50
(休憩時間含む)