昨日の外国人参政権についての見解 で、興味深かったのが橋下大阪市長のインタビューを扱う記事。


毎日新聞は「特別永住者に地方選挙権を」 と橋下市長が述べたと書き産経新聞は「特別永住外国人への参政権付与に反対」 とする。



同じインタビューで、捉え方が180度違います。


メディアは時には自分たちの主張に沿うような、恣意的な表現をすることがあります。また、視聴率を稼ぐために面白おかしく事実を誇張することもあるでしょう。読者や視聴者はその一面だけを見て批判を繰り広げるするようでは、正しい判断とは言えません。


自分で直接聞いた・インタビューを編集なしに見た、など第三者のフィルターを介さずに得た情報を「一次情報」と呼び、テレビや新聞、噂話を聞いたものなどは「二次情報」と表現されます。


議員になって間もないころ、先輩議員から「二次情報は判断の基準にするな」とアドバイスされました。最初はそういうものなのかと何気なく考えていましたが、日々報道される内容と事実の比較をするうちにその意味が分かってきました。


必要なことは、断片的な情報に流されずまず一次情報を優先して取得し、それが叶わず二次情報の場合でもできるだけ広く情報を集めて、自分の頭でしっかりと考えることだと思います



大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ

情報渦巻く現代社会の中で、その取捨選択は大変なことですが、だからこそしっかりと自分で判断できる人が求められているのではないでしょうか。


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