私史⑱~ヨルダンでの生活~ | Ma Mode~ポジティブ人生哲学~

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周りのユニークな出来事から、
私のポジティブな生き方、楽しみ方を伝えます。

ヨルダンでは5歳から11歳の約6年間生活したことになる。
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ヨルダンでの生活は私達子供が成長する段階で最も多くを学び吸収した時だと思う。
沢山の民族と宗教と文化が混在する中で育ったせいか、私達は固定概念というものをあまり持たない。


沢山の民族

沢山の文化

沢山の人種

沢山の個性 がある。
人は皆それぞれアイデンティティがあり違うのは当たり前。


沢山を見て触れて体験したせいか、我々姉妹も両親も何かの概念にとらわれない、何者にも属さないただの「自分」を自覚している気がする。
自分で見たものだけを信じ、でもけして他人の何か(生き方や考え方)を否定しない。
それは他人のアイデンティティと理解する。

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多民族が通うフレンチスクールでの学校生活。

家には多くの若い協力隊員が出入りし、庭から一歩外に出れば自分はマイノリティーなアラブの世界。


毎朝、夕にはあちこちのモスクからコーランが鳴り響き、
乾燥した乾いた空気を吸って、奇異や好奇心の視線を浴びる。


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「こうだろう」と想像するもの大事だけど、体験してみて始めて知ることが多いことを身をもって知っている。
だからこそ私は何か受け入れるなり、否定する前には必ず自分で体験したり、少しはその世界に触れてみたいと思う。


ヨルダンでの生活と両親の生き方が今の私に与える影響は計り知れない。
性格や考え方、自分の生活への信念など。


ヨルダンは良い国だ。
是非大人になったら再び訪れようと思っていたし、今でも思っている。


開発が目覚しい首都アンマン。
再び訪れた時「懐かしい」と思える場所がどのくらい残っているだろうか。