エルグランド E51 ルームランプLED化計画③ 調光確認 | サトシの自転車ブログ

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ビックリマーク今日は後部座席のルームランプの調光制御の確認をしましたDASH!


もし、PWM制御だったら、LED化がかなり簡単になります音譜

今回確認に使用したものは↓の オシロスコープ ですビックリマーク

なかなか個人で持っている人はいないと思いますが、私は仕事の関係で自己啓発のために購入しましたあせる

これは 秋月電気 で 3万円弱で購入できますDASH!


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箱の中身はこんな感じですビックリマーク

あ、上下さかさまですね・・・

テスターでは電圧の値しか見えず、どんな形の電気なのかはわかりません。

でも、こいつがあればどんな形の電気なのかがわかりますビックリマーク


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さっそく、出力MAXの状態での波形を確認してみますDASH!

明るさは合計32Wでかなり明るいですね汗


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↓が波形です。

赤い線が電圧の形で、一定の電圧が電球にかかっていることがわかりますビックリマーク


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次に、Lo状態を確認します。

明るさは↓で、MAXにくらべるとかなり暗いですダウン


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では、この状態での波形はどうなっているかというと・・・

↓のような形になっていて、 0V と 12V を繰り返していることがわかりましたビックリマーク


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出力を MAX と MIN の間にすると、 0V と 12V の割合が半分半分になっていることがわかりますDASH!


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以上でわかったことは、電気の明るさは 0V と 12V の割合を変化させて調整していることがわかりましたビックリマーク

この制御を PWM 制御といいますDASH!

エルグランドの場合、周波数は一定で、割合を変化させているので、 duty変調 で制御しているようですビックリマーク


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制御のしかたがわかったところで、LEDの選定に必要な 電圧の確認です。

先ほどまでは エンジンをかけていない状態 なので、バッテリーだけで電気を供給している状態でした。

↓の画像はバッテリーだけで電球を半分の出力で点灯しているときの波形です。


オシロスコープは電圧を形で表示するだけではなく、電圧の値、周波数、などを自動測定してくれるものがありますDASH!

私のちょー安物でも、電圧と周波数の測定が可能です。


で、測定した結果は


 電圧 : 11.38V

 周波数 : 90Hz


でした(周波数は今回必要なかったのですが、念のため測定してみました)ビックリマーク

周波数が遅いと、LEDを PWM制御 で調光したときにちらつきを感じます汗

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では、エンジン回転中の値はというと・・・

↓のようになりましたDASH!


 電圧 : 13.2V

 周波数 : 90Hz


電圧がバッテリーだけの時より高くなりますビックリマーク

エンジンが回転すると発電機が回り、発電機とその他制御装置でだいたい14V位がでるようになっていますDASH!

最近の車は発電機まわりから出る電圧が何種類かあるそうですが・・・



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今回の測定でわかったことは、パワーLEDを制御装置なしでポン付けできそうだということですDASH!

Vf も 3V ~ 4V のものを使えばそのまま使えそうです音譜


後は、熱の問題です・・・

熱の測定は来月中以降じゃないと測定できそうにないですね・・・