先日、劇団2TBさんの仕事を終わらせた。
今回は過去に無い程に難産だった。
先方からの指示は、
「日本橋に置くチラシなので、
所謂オタク的な、萌え~的なヤツを」という事だった。
当初俺は萌え絵を完全に舐めていた。
あんなものは誰にだって描けると高をくくっていたのだ。
ところが、いざ製作に入ると作業は難航した。
とにかく俺の頭の中に、あのスタイルに対する引き出しがない。
在っても随分古い記憶であり、
描いても絵柄が古い、と駄目出しを喰らう。
色んなサイトを見学し、ソフマップに行ってエロゲーのチラシを貰い、
どうにかこうにか、仕上げた作品がこれだ。
http://blog.livedoor.jp/mzd216/archives/2005-08.
今回この作品を描いて分かった事は、
こういうタイプの絵を描こうとするならば、
こういうタイプの絵を心底好きにならなければならない、
ということだ。
勿論、これは別に「萌え系」に限った事ではないだろうが、
このスタイルに関して言えば、
作者が自分の理想の女性を創造する作業だ。
つまり、擬似であれ何であれ、
モニター上に恋をしなければならない。
アニメやゲームなどには浅い部分しか触れてこなかった俺には、
到底及ばないジャンルだったようなのである。
結果、劇団関係者や回りの人からは
「良く頑張った!」
という小泉総理ばりのコメントだけを頂いた次第。
因みに、普通の人向け用のチラシも製作している。
それはまた後日アップ出来ると思う。
PUFFY。
彼女たちはアメリカでアニメ化され大人気となり、
また、彼女たち自身も結構人気者になっているようだ。
つまりアメリカ人から、萌えられている、訳である。
これはもしかすると野茂級のとんでもない快挙なのではないだろうか。
あ、プリンセス・テンコーがいたか。
PUFFY, 奥田民生, 井上陽水, 草野正宗, 奥居香, 大貫亜美
JET CD