夫、感染性角膜炎になる in UK ⑦そもそもの原因 | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

感染性角膜炎編 ☆はじめから

 

◎自分たちへの戒めのためにも厳しく書きますので、ご了承ください◎

 

 

 

 

感染性角膜炎という病気には種類がある。

 

目の怪我、ヘルペス、ドライアイなどが原因になるが、

一番多いのは”不衛生なコンタクトレンズの使用”によるものだそうだ。

 

夫は完全にこれに該当する。

 

 

 

 

彼は2週間使い捨てのソフトコンタクトレンズを使用していたが、

 

・数日間つけっぱなし

・消毒前にこすり洗いしない

・2週間以上使う

 

と、三拍子揃ってあり得ない使い方をしていた。

 

 

 

 

もちろん私は結婚してからずーっと注意していた。

 

なぜなら、私もソフトコンタクトレンズを着けられなくなった身だから

(1日使い捨てタイプをたまに着けるのはOK)

 

 

 

私の場合、コンタクトが着けられなくなった原因ははっきりしていない。

10年以上前のことで、角膜の異常なのか結膜の異常なのかも忘れてしまった。でも、

「使っているレンズの型が古く、質も悪く、目が酸欠状態になりダメージを受けている」

と当時の眼科医に言われたことは鮮明に覚えている。

 

ホコリが入ったまま気づかず着けたこともあるだろうし、無理矢理に外したこともある。

逆まつげ気味なので、無意識によく目をこすってしまうのも怪しい。

 

 

それでも、少なくとも夫よりは真面目に取り扱っていた。

基本的に毎晩外し、こすり洗いし、消毒。定期的にタンパク除去剤も使った。

 

 

なのにコンタクトを着けれなくなってしまったのだ。

だからこそ夫には、ちゃんと外して洗いなさいと口酸っぱく言ってきたつもりだ。

 

 

 

 

 

しかし、

 

「10年間これでなんともなかった」「自分だけは大丈夫」

 

と思っている夫には響かなかった。

 

 

私もいつからか注意することを諦め、たまに外してくれるだけでもマシになったと思っていた。

 

 

 

 

 

そして、夫はついに病気になった。

 

 

 

 

 

進行すると失明もあり得る病気だとわかったとき、夫も私も激しく後悔した。

 

夫は、自分の間違ったコンタクトの使い方と、妻の注意を聞かなかったことに。

私は、危険だとわかっていたのに夫を変えられなかったことに。

 

 

 

 

 

”コンタクトレンズは高度管理医療機器”。

 

 

人工呼吸器や透析器などと同等らしい。

ちゃんと管理ができない人は、絶対にコンタクトレンズを使ってはいけない。

 

思い当たる方、大変なことになります。いますぐ使用法を改めてください。

ものすごく痛くて不快で不便になる、本当に怖い病気です。

進行した角膜の傷は二度と治らないそうです。

 

 

 

☆メニコン 角膜感染症 http://www.menicon.co.jp/img/whats/book/01/#page=1

 

ちょっと読み込むのが重いですが、わかりやすい小冊子です。

 

 

 

 

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