悔しさは胸の中に。 | あ、ヒキガタリビトの部屋
悔しさは胸の中に。


僕は負けず嫌いだ。

音楽にだけ、
やたら負けず嫌いだ。

40歳近い大人がこんな事を言うのもどうかと思うが…

性格だから仕方がない。


今月、渋谷でthe taupeというバンドのライブを観に行った。

今回は二回目。

初めて観た時は面白そうなバンドだなぁ♪と。
格好いいし♪
好きな音楽だと素直に思った。


で、二回目。

場所は渋谷乙。

僕自身、初めて入る箱だ。

余談だけど
昔…
それこそ僕が二十歳ぐらいの頃だ…
この箱の近くにあるスタジオで
あるプロのミュージシャンとスタジオに入る事があった。
僕はその人に
うちのバンドでギターを弾かないか?と言われて…

プロの人に誘われたんだ…悪い話ではない…と思って自信満々でスタジオに入ったんだよね…

…若さ…ってのは怖いものでさ、

僕は当時ギターテクニックに異常なほど自信があって…
その人を自分のギタープレイでビックリさせてやろう!…なんて心の中で思ってて。

で、いざスタジオで音を出した時に言われたのが…


君は上手いよ。でもそれだけだよ。
人と音を合わせる事が出来ないなら
部屋で一人で弾いていた方がいい…


…みたいな事を言われて…

そこまで言われるのだからよっぽど駄目だったんだろうね…。


その日はそれで終わって…と言いたい所なのだけど…

恥ずかしながら僕はその人から逃げたんだ。

何度も
今度スタジオ、いつ入る?…と、声をかけてくれたのに


また同じ思いをしたくない…と。


単純に逃げた。





と、まぁ、余談にしては長いかな?


そんな事を思い出しながら渋谷乙に入った。

僕のお目当てはthe taupeだけど、もうひとつ見たかったバンドがあった。


こゆび…ってバンド。

友達から名前ぐらいは聞いていて
いつか見てみたいなぁ…と思ってて。

やっと見れた感じ。

かっちょよかった。

最後、マイクを投げるシーンとかかっちょよかった。

あのマイクは自分のマイクなのかな?たか意外と冷静に考えている自分も居たのだけど…(*^^*)


で、お目当てのthe taupe。

二回目。


もうね、
本当、格好よかった。
音もルックスも何から何まで。

絶賛…ってやつだ。

初めて観た時とそんなに時間はたっていないのに…

何故か別物に見えるぐらい進化してた。

本人達はいつも通りにやっていたのかも知れないけど…

とにかく凄かった。


もしこのバンドを観て

え?the taupe?
大した事ねぇよ?…なんて言うヤツが居たら…


僕はその人と友達になれません。


The taupeのバンドとしての凄味が分からない奴なんて本当に残念なやつだ。


別に他のバンドの悪口を言っている訳ではないんだ。

ただ、別格だった。


本当に久々に悔しい思いをした。


この悔しさには色々あって…


二十代の頃の自分がこんなライブを出来ていたか?…って話だ。


全然出来てなかった。


シークレッツじゃ無理だ…(- -;)


もちろん今は今のスタイルでやっていて
それなりに自信もあるのだけど

それでも悔しかった。


もっとやらなきゃ!と思った。


まだまだ出来る!とも思った。


いやいや、
自分の方がスゲーし!…と言いたがっている自分もいた。(*^^*)


また彼らのライブを足を運びたいな。



今日はこの辺で。



またお会いしましょう(^-^)v



ロックンロール!