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さわら・・ないで
4キロ近い見事なボラが手に入った。
ボラは出世魚で大きくなると段階的に名を変える。
出世魚は他にブリやスズキがある。
巨大なボラを「トド」と呼び、もうそれより上はないと言う意味「トドのつまり」の語源になった。
オボコい、スバシっこい、イナ背な若者・・など、最もボラが暮らしと密着していたと言うことだな。
ブリやスズキの名は用いられていない。
ボラ漁は日本の漁業の始まりであり、近代まで長年にわたって漁業を支えて来た。
野人の子供の頃は最高の御馳走だったのだ。
人間の浅はかな思い込みから味の評価は地に落ちたがお野人や原人やまむし頭はこのボラを高く評価している。
日本人の魂とも呼べるような魚は、マグロやブリやアジやイワシではなくこのボラなのだ。
卵生のボラにへそなどあるはずもないが、へそと呼ばれ珍味として昔から重宝されている。
ナマコの腸「このわた」同様に珍味だが、コリコリした焼き肉屋の「ミノ」のようなものだ。
このボラのへそと卵巣と腹身はアラ炊き用、ボラの身の味噌漬けと共にむー母に進呈した。
へそが何か・・知りたい人は下の記事へ・・
ボラのへそのお味
http://ameblo.jp/muu8/entry-12020656249.html
う~~んむ・・??? うんこみたい
獲ったぞ~60㎝大物トド
http://ameblo.jp/muu8/entry-11322894436.html
ボラの刺身と燻製作り
http://ameblo.jp/muu8/entry-12020491823.html
ボラの生ハム スモーク