種子島での協生農法1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

種子島には、広大な遊休農地を活用して、誰でも簡単にやれる協生農法「機械化モデル」を作る予定だ。


実験むー農園は約1反、25m×40mの長方形だが、同じ1反でも伸ばせばよいのだ。

5m×200mでも同じ面積、車が通れる管理収穫通路を挟んで並列にすればよい。

ヒョロ長いむー農園が何列も並ぶようなもの。


農園は協生混生フルーツジャングルと多年草野菜、通路は車ではなく乳牛かロバか山羊に曳かせるトロッコの連結でもかまわない。それが一番費用もかからず、どのような国でも容易にやれる方法だろう。農法の目的は世界の表土の復元なのだから。


速く走る必要はなく維持経費もかからず、労力となる家畜のエサは通路にいくらでも溢れている

難しくもなく、昔ながらのローテクで十分だから機械化と呼べるほどでもない。


養鶏畜産も併用する完全な協生農法で、周囲をそれほど気にせず思い切ったことが出来るのが種子島だ。

肥料、農薬などの費用はかからず、手間もかからないのは通常の協生農法と同じだが、果樹が中心なので生産量が増すと言うことはない。

生産量は増さないが、商品量は相当なものだ。


現行農法の野菜もそうだが、果樹も商品として出せるのはすべてではなく、サイズ、形、色によって商品にならない産物が多い。

今の農業はこの「商品」にする為に膨大な手間と経費をかけ、剪定摘果選別をするが協生農法は必要ない。


しかも産物すべてが商品でもあり、出来た産物はすべて引き受ける、そのモデルを作るのが種子島での最大の目的だ。

小さかろうが大きかろうが、

傷んだ部分があろうがカットしてすべて使う

つまり果肉をペーストにして使うので見栄えはまったく関係がない。


他に類のない最大の特徴は「完熟」を使うことだ。

果物の流通市場では、完熟寸前はあっても完熟してからは賞味期限も限られ、取り扱いも困難で流通は難しい。

しかし果肉は完熟を食べるのが道理であり、肉食草食を問わず、植物が動物に種を運ばせる為にそのように作った食べ物なのだ。


落ちる寸前でも良いが落ちてからでも一向に構わない。

当然・・「落ちるまで待つ音譜ほうがはるかに収穫は楽だ。マンゴーでもパッションでも、落ちた果実の甘には敵わない。

落ちる頃に下に張ったネットで収穫、一般的な果樹のように収穫しやすいよう低く剪定する必要もない。

完熟したものをその地でペースト、真空パック冷凍にして流通に乗せればよい。


肥料農薬石灰の類を一切使わない完熟果肉は流通していない。それが、そのまま生食、飲料、アイス、シャーベット、菓子、パン、料理などで周年利用出来るようになれば食生活そのものが変る


完全な野菜や茶などの植物が人間の体調を復元することは、読者が一番体感していることだろう。

野人は、日常生活に万能に使える

「完全な植物と糖」を全国に配給しようとしている。完全な糖とは砂糖、黒糖などの類いではなく、完全な植物が生み出す果糖のことだ。


続く・・次回 完全な糖とははてなマーク 

       野人理論における砂糖と果糖の違い


ヤマモモと山ビワの甘さ

http://ameblo.jp/muu8/entry-11562016955.html


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