思考の起点次第で人生は変る1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

目的と思考の起点・・この言葉はブログに度々出て来るが、あらためてタイトルとして取り上げていない。

言葉の意味は簡単で誰にでもわかる。


しかしそう簡単には理解も実践も出来ない。

理解していれば野人理論など苦もなく理解出来るし、実生活でいくらでも応用出来るはず。

おやじんの「暮らしカル~セミナー」など受ける必要もないはずだ。


理解出来ないのも明確な理由がある。

その理由とは、目的も思考の起点の選び方も自分は間違ってないと錯覚する事だ。

間違っていなければ現状は何の問題もなく、健康問題もないはず。

まったく見えないから盲点であり、何故見えないのか、思考の領域にはないからだ。


つまり長年育んで来た自らの思考回路からは外れているから気にもしない。

考えるのは自分の脳であり、いくら理を説いても理を解するのは自らの脳。

なかなかそこに行き着かないのも当然と言える。


これまでヤマハ時代も含めて何百人もの人に理を教えて来たが、完全に理解出来た者は一人もいない。

理解出来なければ応用出来ず使いこなすことは出来ない。

学者、専門家のみならず、理工系の方々に説いても理解は出来なかった。


仕組みである道理を「言葉」で伝えるのは本当に難しい。

野人理論はそれほどマニアックでもなく、自然界を見渡せば誰からも異議は出ない単純でごく当たり前の事であり、その連立方程式のようなもの。

思考回路が固まっていない子供の方がまだ理解しやすいようだ。


4月に喋り疲れて脳が衰弱、喋る気にならず次の講習日程もいまだ組んでいない。

待っている読者には申し訳なく思っている。

理論はすべて記事にしているのだが難しいようで、視点を変えながらあの手この手で伝え続けたのだが上手く伝わらない。


この程度でめげるわけにもいかないが・・しばらく休養が必要だな。

伝わらない原因はわかっている。

個々の道理の壁、つまり思いと先入観があまりにも強すぎて突破出来ないのだ。


「思いや考え方はそれぞれ異なる」のが当然だが、物理にはそれがまったくない。

3、4、5、6・・と前向きに先へ進み学ぼうとする人に、物理的思考の起点の1を教えるのは本当に難しいな。

1が数学物理の始まりであり、野人講義の大半は1に集中している。

1が理解出来なければいくら先へ進もうが砂の城のようなもの、無駄な学びになる。


越えられない思考の壁・・越える手法を考え続けるしかない。


続く・・


学びの哲学

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護身術の真髄12 学びの法則

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