思考の盲点 野菜と健康2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

人の消化機能から思考を進めても草食動物のような植物分解構造を持たず消化酵素で何とかカバーしている。


味覚から思考を進めても、果実の判別機能は備わっているが草類の葉毒、根毒の判別機能はない。

野菜とは、植物が持つ防衛機能である毒やアクを人知で抜いて改良、食べやすくしたもの。

自然界の植物を徹底して調べ挙げ、実践すればその程度の事はわかる。

実践と言うことは、山菜だけでなく毒草も自らの舌で味を確かめると言うことだがそこまでやる学者もいない。

何度か腹痛に見舞われたが、濃い渋茶にある程度の解毒作用があることもわかった。


エネルギー効率から進めても草の効率は悪く、終日大量に食べ続ける必要があるが、それが出来る器用な人間もいないし、せいぜい日に3食のおかず程度、改良された野菜ではなく自生する草となれば不可能に近い。

完全な肉食動物は食べて数日狩りをしないが、肉中心の雑食なら1日2日食べなくとも問題なく、足りないエネルギーを他で補う。

食べないのは、肉の消化に手間取るのではなくエネルギーが持続するからだ。

主食の肉が得られなければ何で補うかで食事の間隔は異なり、規則正しい食生活などあり得ない


肉を食べれば数日間食べずとも問題なく、葉っぱや穀物しかなければ毎日腹が減るのも道理、1日2食3食はそうして生まれさらに間食まで求めるようになった。

効率面から進めればそうなるし、食べる時間と消化の時間が長いほど体力を消耗、さらに食べたくなるという悪循環に陥り、食性に反し無理を続けた体の修復は遅れ、細胞の消耗と老化は進む。


最優先の消化に体力の大半を費やすということは眠くなるのも疲れやすくなるのも道理。

そこから「消化に良いものを」「よく噛んで食べる」と言うおかしな習慣が生まれた。

そのような生き物は地球上に存在せず、仕組みに反した人間の道理の穴埋めに過ぎない。

動物の歯はよく噛む為のものではなく、武器として捕獲に使うか、喉を通る大きさに噛み砕く為のもの、自然界の基本は水陸全ての動物がそうしているように「呑み込む」なのだ。


野人はよく噛んで食べることもなく、食事はコースでもない限り10分以内、消化に良いかなどは考えた事もないが胃の不調は食当たり以外にはない。

鉄の胃とか、体臭も含めて特殊体質とか言われてきたが、体の基本構造に大差はない。

体臭の原因は洗剤であり、口臭や消化不良、胃の不調は歯磨き粉が主因であり止めてみればすぐにわかる、不調の従因は理に反して作られた食べ物だ。


「健康の為に野菜を」・・と言うが、健康とはにかからず長寿を全うすることではないのか。


目的からすれば長寿どころか消耗・衰弱・老化が進むことになる。

100歳以上にベジタリアンはいないと聞いたが不思議なことでもない。


人間本来の食性「肉食雑食」に比べ、草食は・・


「長生きする可能性は はるかに薄い」


それが野人の出した答えだ。


さらに・・完全な植物の機能を持つ野菜や山菜ならともかく、有機無機肥料の肥大野菜への依存度が高いほど病の確率も高くなる。

人は言葉や成分養分で判断、野菜の効能は覚えても植物の本質を知ろうとしない。

有機農家に育ってもガンやアトピーなどの病から逃れられないのはこれらのことが理由だ。


続く・・



ダイエットの盲点2 食の歴史

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