人は草を阻害、雑草は農業の天敵の代表にまで出世した。
殺虫剤に次いで除草剤、目的の為に他のすべての生き物を排除、化学肥料、有機肥料、堆肥、土壌改良剤と称した薬物と共に人は土壌汚染を続けてきた。
土壌汚染は海洋汚染、このまま続ければどうなるか良く考えてもらいたい。
農薬にばかり目が行くが、環境汚染、健康悪化の主因は耕起による草の排除と膨大な量の肥料堆肥なのだ。
草を利用する人も、草の成分しか見えず堆肥にするか表土のマルチ程度だ。
草の根は「根絶やし」と言われるくらい忌み嫌われているが、表土にはこの草の根が最も重要。
人の都合で「草の根」運動などには好んで使われるが、その程度だろう。
雑草の根が大好きと言う人に出会ったことはなく、野人も食べられるもの以外あまり好きではなかったが、根の重要性に気付いてからは大切にしている。
それほど草が嫌いで手間がかかるなら、草の大半を野菜に変えれば問題は解決、苦しみは180度転換して最大の喜びに変る。
それが人知ではないだろうか。
小さくても野菜は野菜、もの足りないなら数を揃えれば良い。
種を蒔くだけで勝手に出来るのだから問題ない。
標準規格などは流通の都合で人が勝手に決めたもの、植物はあずかり知らぬことで、動物も皆アクのない新芽を食べている。
人間の食生活の道理のほうがはるかにおかしい。
人の思い、感性に関係なく、草の根が重要だと言う道理がわかれば見方も変る。
協生農法の波及は農業の修正、大地の復興、環境の復元であり、本来の植物を生産することによる健康の回復、すべての生き物との協生、それに向かう「草の根運動」とも言える。
大切にしましょうね、くさのね・・・
たとえ干からびてカンピンタンのミライになっても
やじんは草葉の陰から読者諸君を見守っているから・・・
耕さないことが大切
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鳥と虫が集まる協生農園
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