毎年12月の初旬は「セーラビリティ伊勢」恒例の餅つき納会がある。
セーラビリティ伊勢とは身障者を中心としたディンギーヨットクラブの事で、ゴーリキマリンビレッジを拠点として活動している。
立ち上げから運営まで中心となってボランティアでやっている「部長」は高校の先生で、以前は地元高校のヨット部長をやっていた。
広島大学では野人と同じ空手部だったが、違いは非常に優しい顔をしていることだろうな。
理事長はマリンビレッジ地主の強力先輩で、非常に面倒見がよくバリヤフリー設備も充実させた。
ディンギーヨットは身障者でも一般初心者でも簡単に乗れるよう改造した優れもので、週末は500円の保険料だけで誰でも参加出来る。
このクラブは理事長、部長以下大勢のボランティアで成り立っている。
この中からカップルが生まれ、7月にはマリンビレッジレストガーデンで披露宴もやった。
餅つきだけでなく、毎年のように各自が料理や食材や飲み物やケーキを持参、もち米も持参して4臼ついて「お供え餅」や各家庭用にする。
食事の準備、餅つきなど車椅子を問わず全員総出でやっている。
野人は毎年40人分の海鮮鍋を作るのだがこれが一番大変なのだ。
大量のスズキの頭や骨からダシをとり、魚や野菜や豆腐やシイタケなどの量は半端ではなく、土鍋を6個ガスレンジに乗せて同時に仕上げる。
これに予備のスープ、魚、野菜も別にどっさり用意するが、スズキは刺身でも食べられる鮮度で、自分で刺身を作って食べている輩もいた。
野人も当然参加、マリンビレッジの料理ではなく持ち込まれた「てこね寿司」など旨そうなものを食いまくった。
http://ameblo.jp/muu8/entry-10734195984.html
バリヤフリーな披露宴と野人の特性草履
http://ameblo.jp/muu8/entry-10943014225.html