バリアフリーな披露宴と野人の特製草履 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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新婚・・
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持ちこんだヒオウギガイ
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猪肉も鹿肉も焼く
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昨日の日曜日、ゴーリキマリンビレッジは披露宴で賑わった。

身障者中心のディンギ―ヨットサークル「セーラビリティ伊勢」の海の活動に昼間はマリーナ桟橋を解放、シーズン中の日曜日の昼間はいつも賑やかだ。

会員のボートは昼間は沖に出ているから何の支障もない、桟橋は空いている。

元高校ヨット部監督の教師を中心に世話をする人、車椅子の人、一般参加も可能で数百円の傷害保険料を払えば大人も子供も自由にヨットに乗れる。

特殊仕様のディンギーヨットは操作が簡単ですぐに覚える。

艇庫などの設備は、地主でもあるゴーリキのオーナーが、特殊ヨットの購入費用などは皆で捻出した。

皆、いつかは伊勢で身障者ヨットレースの全国大会を開催したいと言う夢を抱いている。

野外レストランもトイレもバリアフリーだが、キス釣りと天ぷらランチも車椅子でやれる。

野人は、伊勢市主催のマリンスポーツフェアも何度か企画から運営まで引き受け開催したことがある。

ヤマハ時代、三重県教育委員会の委託で、文科省主導、各県持ち回りのマリンスポーツフェアの運営も引き受けたことがあり、全国から教師やスポーツ指導員が三重に集まった。

大会委員長は知事、実行委員長は教育長、企画運営委員長が野人、総予算は数千万規模だった。

ボランティアと言う言葉はこのブログであまり使ったことがないが、結構それらしきことはやっている。

「ムーは・・獲って食うことしか考えとらん」と言う認識のテラを始めとする読者の為に少しは書いておかんとな。

生きた化石、古代人のように思われても仕方ないが、一応、ディンギーヨット、クルーザーヨット、セールボード、ダイビング、マリンジェット、トローリングなど近代マリンスポーツのオールラウンドインストラクターだったんだよ・・・

マリンビレッジは、お金を使おうが使うまいが自由に入れるマリーナレストガーデンだ。

世話する人と身障者のカップル誕生はこれで2度目、そのたびに自由で賑やかな披露宴がここで開催される。

基本の料理に加えて食材や酒や果物やケーキ類が持ち込み自由。

この日は貝類に猪肉、鹿肉、果物、ケーキがなどが溢れていた。

当然・・・野人も食う・・・良く知らないが、理事になっているらしい。

ウクレレでハワイアンなど夏らしい演奏会もなかなか良かった。


団体の隅には農園収穫体験ランチのお客様も2人いたが、おすそ分けもあり違和感なく楽しんでいた。


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この中に、マリンビレッジで電気工事中に脳溢血で倒れ、手足が不自由になり車椅子を余儀なくされたおじさんがいる。

いつも参加して元気よくヨットを乗りこなしているのだが、野人の「わらじ」も専属で制作してくれている。

野人考案のわらじは、わらや布ではなく、船用の「クレモナロープ」をほぐして使う頑丈なものだ。

ただでさえ大変なのに、不自由な手で数カ月がかりで完成させ、今回持って来たのだがこれで4足目だ。

何度言ってもリハビリの為だからと決して料金をとらない。

本当にありがとう、おじさん・・・


でかい・・
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クレモナロープで編んだ特製草履

http://ameblo.jp/muu8/entry-10134055218.html