果実食は草食とは全く異なる | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

石鹸の果皮 羽根つきの玉と食用になるムクロジ

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ニガイチゴ
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果実食と草食、つまり果物と野菜はその目的も構造も全く異なる。

動物の食性は肉食に対して草食と区分けされるが、果実は草食には入らないということだ。

食物連鎖の始まりは植物性プランクトンで、自ら移動する動物性プランクトンは植物性プランクトンが進化したものだ。

つまり、「植物一族」が自らの繁栄の為に機動力のある動物を生みだしたとも言える。

破壊を続けて動物も植物も絶滅に追い込む人間は例外だが、他のすべての動物は植物の為に働いていることになる。

植物もまた動物の為に住処と食事を提供、主従関係のない「協生関係」を築き上げて来た。

生命力溢れる緑豊かな地球にする為には「静」に対して「動」も不可欠と言う陰陽の法則に沿った関係であり、偶然ではなく道理に沿った「知恵」を小さな植物細胞が既に持っていたと考えるべきだろう。

原始の細胞が既に持っていた意思は地球上すべての細胞に引き継がれているはずなのだ。

だからこそ進化の頂点と自負する人間の無数の細胞も、命令されるまでもなく個々の使命を黙々と果たしている。

総指揮官である人間の文明と称する知恵の愚かしさを嘆きながら、精一杯戦って散って行った細胞・・あまりにも可哀そうとは思わないかな?

頭皮も・・逃避できない・・・


葉は光合成により有機物を生成する為のもので繊維質だが、果実は動物に食われることでその体内を通して種の散布という目的の為に進化したものだ。

葉に比べて糖分を含み、消化の難しさもなく、草食動物だけでなく鳥や他の肉食動物も好んで食べる。

果糖と言われるように、ややこしい過程を通さずとも簡単に動物の活動エネルギーとなる優れものだ。

肉食動物も草食動物もその食性の境界を超えて好んで食べる「知恵と活力の実」と考えた方が無理がなく、野人の話は面白くなる。


うんこの臭いと色・・かぶれ薬まで念入りに

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知恵の実の頂点に君臨する銀杏様じゃ


頭が・・頭が高~い !


テーマ タネの陰謀

銀杏が臭い本当の理由

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テーマ 植物の活用

山で作る簡単なムクロジ石鹸

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