痔は歯磨き粉をやめればすぐ治る | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

唾液の修復酵素は口内の傷や粘膜の荒れを修復をするようになっている。いつも大量によだれを垂らしている犬もそうだが、唾液が内臓を守り、消化を助け、食を通した生命維持活動の要になっていることは間違いない。表皮と違い口内の傷を唾液はあっと言う間に修復、痛みを抑える。そして胃から腸へ行き、最後まで食物と共に体内を通過する。つまり「唾液の守備範囲は口内から肛門まで」なのだ。唾液は胃潰瘍やガン、大腸ガンも修復しようとし、最後は肛門、つまり入り口から出口まで修復活動を続けている。内臓も大切だがこの二つの器官も同じように大切なもので、損傷は生命に関わるからだ。だから本来備わった口内の機能を狂わせることは寿命を縮める事に等しい。たかが唾液と思うだろうがそれくらい大切なものだと野人は確信している。

既に歯磨き粉をやめた読者は数十人はいるだろう、その中の一人から報告があったが、二年間も切れ痔に悩まされていた。程度は違っても排便の度に必ず切れて出血していたらしいが、それが歯磨き粉をやめて徐々に治まり、1週間ほどで症状が消え去ったと言う。

人間に限らず動物の機能からすれば「痔」は明らかにおかしいのだ。排便は規則正しく毎日正常だったようだがそれでも治らない。これは肛門内壁の修復が追いつかないと言うことだ。皮膚と違い、口内と肛門は次の食事、排便までには必ず正常に戻す仕組みが出来上がっている。唾液の細胞修復酵素はそれくらい強烈で優れたものだ。痔は薬や手術で治すものでもないし、治るものでもない。一時的には回復しても、また再発する可能性は高い。対症療法ではなく、痔になる原因を排除する事のほうが大切なのだ。現に二年間も苦しんだ痔がたった1週間で完治している。治療と言うほどでもなく、歯磨き粉をやめただけのことだ。嘘か本当かと案ずる前にやってみれば良い。何の労力も経費もかからない。世の中には痔に苦しむ人が大勢いる。産後の女性の大半は多かれ少なかれ痔の症状を持つと聞いた。是非試してもらいたい。野人は痔ではないから実験しようがないが、完治するかどうかはともかく、症状は改善されるはずだ。女性ならあまり大きな声で言い辛いだろう。しかしメッセージでも良いから結果報告を待っている。