ヤマブドウの木への懺悔の詩 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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冷たい風が吹き抜ける農園


すっかり葉を落としたヤマブドウの木


ミイラのようになっちゃった スルメにも似ている・・


ぼくが悪かった ごめんね やまちゃん


せっかく頑張ったのに 実をならせることが出来なくて


灼熱の太陽にも負けず 干ばつにも負けず


何百枚もの大きな葉を付け 子孫を残そうと


たくさん花咲かせ ひたすら天に向かって伸び続けたのに


ごめんね やまちゃん


オス木を植えるの 忘れていた僕が悪かった・・