コインの裏表・・・ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

ブログをやめるか続けるか・・

コイン投げの結末は

とても投げられる状況ではなかった。

これだけの苦情(笑)が来ればそんなふざけた心境にはなれない。

早めに安らかな眠りについたが、夜中に起きて目がテンになった。


これまでにない大量のコメントやメッセージが・・

しかも「ご苦労様でしたありがとう」などと言うお優しい言葉はなかった。

中には辞めると決めてかかっているものや、強制続行や悲壮感が漂うものもある。

こんな状況では「裏が出たからやめます」とも言えないし「両面が表」のコインしか使えない。


「失望の気」は特に野人にはこたえる。

そもそもコインで決めようとするくらいだから、どちらでも良いということなのだ。

主目的のエッセイは終わりに近づいたが、その他はまだ半ばで、それまでの読者がいる以上途中で放り出すのは無責任だ。

偶然、書いたすぐ後に辞意を表明してボロクソに言われていた福田総理につい同情を感じてしまった。


野人の本心は、今日からしばらく休筆するか、中途なものだけを書き終えて辞めるか、ペースダウンするのか、このまま続けるか決めかねていた。

半年間一方的な野人理論で「言いたい放題」だったが、これだけの人が真剣に読んで、必要としてくれているとは思ってはいなかったのだ。


野人は不精で、余計なことを書くのも喋るのも嫌いだが、ブログの内容は不精ではない。

専門は設計だから書く以上は細かいところまで正確に書く。

それに結構楽しかった。

やるかやらないか、それまでが人より不精なのだ。

迷わずやらないほうを選ぶビックリマーク


おそらく、高校、大学、社会人を通して、誰よりも机に向かわず、喋らなかっただろうと思っている。

それは友人の全てが信じ込んでいたように、「書けない、喋れない」と言うことではない。必要ないと判断したからだ。

必要ないと思えば物も徹底して持たない。

必要と考えればこだわりの道具を自分で作る。

このブログもそれと同じ考えで書き始めた。


当初考えたブログは終わりに近づいたが、書く事が最終目的ではなく、普及させることが目的であり、自分の使命だと思っている。

会社を興した目的も一次産業の復興だ。

だから書くことを辞めたとしてもブログを閉鎖する事はないだろう。

書くテーマが尽きることもない。

自然界の植物、動物、魚介類は無限大に近いからだ。

身の回りの松やイチョウや草などの活用はいくらでもある。

ニュースのコメントも、自然科学や海洋学の分野でも同じことが言える。


ピラミッド農業の原稿は終わりに近づいたが、普及しているわけではない。

相変わらず環境も産業も病んで、打開策も見出せてはいない。

世界にはいまだ飢餓に苦しむ人達も多い。

エコブログとして発表する以上、もっと輪を広げる具体的な手法を考えるべきなのだろう。

話だけでは農業従事者も知人の農学者もさっぱりわからない。


今回の皆さんの意見で新たな方向性が見出せたようです。

心からお礼を言わせていただきます。

ありがとう・・


それと、これからのテーマに、皆さんの「知りたいことや疑問」を取り上げて行こうと思っています。遠慮なく申し出てください。

今までもコメント返信欄には書きましたが、長くなりそうなものは本文で納得行くまで詳しく書きます。

野人の知る範囲で・・