思いやり | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

人は誰もが自分の意見 主張を持ち 思うようにいかないとストレスになる

相手もまた同じこと 人に指図されるとストレスがたまる

人は明確な答えのない主観の摩擦に振り回され続ける

多くを望まずいい加減がちょうどいい いい加減を「適当」と言う

相手より多くを望みたい時は知恵を使う それが相手を思いやること

相手の性格 立場を尊重した上でわかりやすく説得する 

こちらに傾いてくれたら言うことはないが半分でも良しとする

うまくいかなければそこからまた考えれば良い 悩むことなどない

それが聡明な人間 過ぎてしまえば取るに足らないことばかり

全身全霊を傾けて戦わねばならないことなど そう何度もあるものでもない

意地を張らずに適当に譲ればいい

社会的な大義名分 道理があるなら理論武装して不退転の決意で戦えばよい

人の摩擦は個人の道理から来るものが多すぎる 

好きなように 思い通り生きた結果 悩み トラブルなど余計なものを背負う

それは自ら招いたことが多く 成るべくして成ったこと

人のせいでもない それが心から理解出来れば

人への思いやりは自分への思いやりだということがわかる 

相手への思いやりがあれば腹の立つことも少なくなる 

腹を立てないことは「自分の心身」を思いやっていることになる