半月を追いかけて・青葉と紅葉とずんだもちっ編 5 | エメラルド

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もちろん、好きな人を追っかけるのに使います。
文字通り追いかけるためには交通費も要るし。
好きな人グッズ、掲載雑誌なども買いまくりたい。
できれば、ワンルームマンションとかに趣味の部屋つくりたい。
(というか、大量の物を収納する場所が欲しい)
あ、そうだ!甲冑も買いたいなー。


100万円もかけられないけど、好きな人たちを追いかけた記録。
11月28日、南奥州武将隊サミットのレポ。

前日が楽し過ぎて、心地よく疲れてしまった。
そんなわけで、この日はちょっと寝坊。
それでもともかく洗濯とか済ませて。
同じく疲れてぐっすり寝てる次男を起こして、予定より遅れて出発。

この日は、南奥州武将隊サミットと称して、三武将隊が集まった。
仙台の伊達武将隊、白石の片倉組、山形置賜の愛の武将隊。
愛の武将隊の直江兼続殿、最上義光殿はそれぞれ敵同士で、さらに伊達家との因縁もある。
今回、時を超えてその手打ち式をやろうというのだ。

手打ち式の時間には何とか間に合う・・・はずだった。
ところが、青葉城目前のところで大渋滞。
全然進まないよー。
そうか、駐車場足りないんだー!
みんな青葉城に入ろうとして、動けないでいるんだ。

数十分後、やっと車が動き出し(あきらめて帰った人もいるみたい)
いつもと違う駐車場に案内された。
でも、会場に駆けつけたときは、もう愛の武将隊の演武始まってた。
手打ち式に間に合わなかったー!
(ま、午後もあるからそれで我慢するか)

以下、愛の武将隊レポ。
午前、午後ひっくるめての感想です。

愛の武将隊を初めて見た時、不安というか不満があった。
動きがなー、もうちょっと何とかなんないかなー。
こんなんで大丈夫かなーって。
しかーし、今回、目を瞠った。
殺陣がかっこよくなってるー!
あれから、数週間しかたってないよね。
なんか、見違えるような動きになってる。

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慶次、見事な槍さばき。
あの大槍を振り回すのは、大変だと思うのに。
慶次は、1番なりきり度が高いから、迫力ある。
きっと、いっぱい練習したんだね。
場数も踏んだんだよね。
そんな頑張ってる愛の武将隊に、心からの拍手。

今回嬉しかったのは、兼続殿がキャラ立てたこと。
3武将隊の演武が終わってからみんなそろってのトークがあって、仙台城の感想を聞かれたんだけど。
「自分の城を自慢するとは、さすが伊達殿、自己顕示欲が強いですなー」
出たーっ!一言多い兼続殿。
なごやかな手打ち式にいきなり水を差す発言。
「400年前ならこう言ってたでしょうが、どうぞおとりなしを」って、フォロー入れてたけどさ。

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天地人の清廉潔白な兼続殿も好きなんだけど。
私は、こういう食えないおっさん兼続殿が好きなんだー。
よくぞやってくれた。あなたはまさに兼続殿だわ。
これ、アドリブだったんだろうか?
午後の時は2回目で何かワザとらしかったけど、午前中の時はみんな本気でアセってるぽかったのよね。
なんか目立たなかった愛の武将隊の兼続殿が、突然輝いた気がした。
でも、このキャラは地元で受け入れられるかなー?

義光公、相変わらず演武では女の子を人質にとる小悪党ぶり。
BASARA3でもそうなんだけど、こういうのやだなー。
まぁ、城を攻めるより人を内応させた方が効率いいし。
有能な人をスカウトしようとするのは当然のこと。
策を練ることは、悪いことではない。
私は、そんな義光公も嫌いじゃない。
(ほら、食えないおっさん好きだから。松永弾正さんとか、昌幸パパとか)
でも、何ていうか必要以上に貶めたような描き方されると、嫌なの。

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必要以上に貶められてるのは、義光公の妹・義姫様(政宗殿のママですな)もそう。
どの小説もマンガもドラマも、どうしてあんなに同じようなタイプのイヤなオバサンになるんだろう。
男性目線てのもあるのかな。
こんな描き方するの、男性作家だもんね。
新たな見解が出てきても、世間のイメージは依然としてそんな感じで。
私は、こういうのが許せない。
・・・って、愛の武将隊とは関係ない話になったわね。

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愛の武将隊の義光公は、「いずれ自分のものになるから、今は兼続殿と一緒に置賜のPRをしよう」みたいな設定。
こういうとこは、食えないおっさんぽくていいな。
そして、さりげなく足軽勘兵衛さんを気遣ったりする優しさも見せる。
女の子人質云々は、あくまで私の好悪。
愛の武将隊の設定、演武内容というのは、斬新で素晴らしいものだと思う。
殺陣がパワーアップした分、またいいものになってきたよ。

でも、地元の紹介でカンペ(チラシ)見るのはやめてほしいかな。
温泉名とかいっぱいあって、覚えるの大変なのはわかるけど。
間違ってもいいから、カンペなしの方がかっこいい。
MCのはな姫様が資料持ってるわけで。
もしも間違えたら、はな姫様に突っ込んでもらえばいいよ。
はな姫様、ちっちゃくてすっごくかわいいから。
きっと、かわいーくフォローしてくれると思う。
片倉組がそうだけど、間違った時は、だれかがフォローするなり突っ込むなりすればうまく流れるものよ。

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そうそう、トークの時、勘兵衛さんがちょっと素のしゃべりになっちゃったのよね。
そんで、義光公に「おまえ、わしにタメ口きいてたぞ」なんて突っ込まれて。
「後で話がある」なんて笑顔で怒られてた。
こういう流れはおもしろいなー。
やっぱり、失敗を恐れずにアドリブなり何なり、しゃべればいいんだよ。

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三武将隊がそろった時、義光公が「政宗、政宗、そして政宗」と、トリプル政宗殿1人1人にちゃんと呼びかけてたのもよかった。
「仙台の街が発展したのは、お前や家臣たちがよく治めたからだ」と褒めていた。
「仙台に住みたい」って、ちょっぴり本音みたいなとこも。
ダメですってばー、ちゃんと山形にいてくださいっ!
もぉ、こんな義光公が好きだー。

そういえば、近くにいた女の子たちの会話が耳に入った。
「博物館のガイドとお城のガイドの説明が違うけど、どっちが正しいんだろうね?」みたいな。
ボランティアガイドさんなら、それぞれの史観を持ってるだろうからなー。
きっと、自分の主張を語りたくなっちゃうんだろうね。
「お母さんとの確執はなかったって言ってた」
そうかー、仙台のガイドさんにも、そういうふうに言ってくださる方がいるのね。
私も主張したい。政宗殿と義姫様は、仲良かったと思う。
あ、また愛の武将隊とは関係ない話を・・・

地元の武将隊として、心から応援したい愛の武将隊。
でも、私のこだわりとかもあって、ついつい余計なことまで考えちゃうんだよねー。
そして、応援したいと言いつつ、愛の武将隊目当てで会いに行ったことがないという・・・
(だって、やっぱり私は片倉組命だし・・・)


もう、次の片倉組演武の話に移ろう。
つづく。