「寒い冬にはこれを食べて温まろう!」
企画第18弾は、『けんちんそば』
このシリーズ第13弾で紹介したように寒い冬に体の芯から温まる蕎麦と云えば「かき玉そば」で決まりなんだが、実はもう一つ隠し球がある。
それが、『けんちんそば』だ。
九段下にある「志な乃」さん。
横浜の「志な乃」の暖簾分けで、神楽坂を初め都内に数店、同店名の蕎麦屋がある。
店内超満員、1階の2人掛けでオジサン同士の相席。
2年ぶりに「けんちんそば」を注文。
お茶は蕎麦の風味を邪魔するのでせっかくだが食前には飲まない。
●けんちんそば(1,200円)
やっぱり寒い冬はこれだね。
それではいただきます
薬味の刻み葱を浮かべ七色をパッパッパッ・・・
汁をズズズッ・・・
鰹節が効いた汁に野菜の旨味も加わり何とも優しい味。
具は鶏肉、大根、人参、ごぼう、里芋、インゲン、葱、椎茸、豆腐、こんにゃく、玉子と総勢11品目。
玉子はうずらの玉子。
太めの蕎麦は「志な乃」の特徴。
けんちんそばは江戸蕎麦じゃなく田舎の蕎麦なので、古い老舗蕎麦屋ではまず見かけることはないが、寒い季節に食べるとこんな旨い蕎麦はない。
食事が終わるとすっと新しいお茶に差し替えてくれる。
いい茶葉を使ってるね。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・志な乃
・東京都千代田区九段北1-9-11