何度も挑戦して跳ね返されていた勝率5割の壁。
古野の頑張りで、ようやく貯金ができたスワローズ。
残りゲーム数を見ても優勝は諦めるしかなさそうだが、1つでも勝ち越してCSを迎えたいね。
久し振りに天丼を食べたくなって訪れた飯田橋駅の近くの商業ビル。
日本橋の「金子半之助」の姉妹店「一心金子」さん。
カウンター席は職人の舞台を眺められる特等席。
明治の昔、初代金子留次郎が浅草で天ぷらのプロ料理職人集団で、要請があれば飲食店に職人を送り込む「一心会」を作り現在に至っている。
今でいう人材派遣業のようなものだが、三代目が代表に就いたのを機会に一心会の職人を使った直営店を開店したのがこのお店。
8月の月替わりは「雲丹の天丼」。
よござんすね~。
雲丹、鱧、烏賊、・・・茄子
茄子?・・・ハイ消えたっ!
昨年の夏に食べた「冷やし天茶」も捨てがたいが、正攻法で金子の天丼に味噌汁を付けて注文。
冷たい黒豆茶。
目の前で揚げたての天丼の出来上がり。
丼物はふたを開ける時が最も楽しい。
●金子の天丼+味噌汁(880円+120円)
丼の中は黄金色に輝く天ぷら。
海老は車海老に比べれば小さめだが、3人並ばれると文句も言えまい。
ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんと名付けた。
従える子分は、いかのかき揚げ、舞茸、青味、海苔、玉子。
それではいただきます
卓上の甘酢ごぼうとお新香は好きなだけ食べていい。
別注文のお椀はあさりの味噌汁。
黒七味をパッパッパッ・・・
素晴らしいスタイルの蘭ちゃん。
真黒な舞茸天。
仮の名を松崎しげる君としておこう。
パリッと揚げた海苔やしし唐も大活躍。
隙間ができたところで玉子天を加える。
お待たせしました。秘技、玉子天崩し。
とろ~り蕩ける玉子天と、箸で粗く砕いたかき揚げを軽く混ぜて食べる。
サクサクのいかのかき揚げに玉子天。
全体を上手くまとめる甘辛いタレとのハーモニー。
硬めに炊かれたごはんと一緒に頬張ると箸を持つ手が止まらない。
一気にガツめしし大満足で手を合わせる。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・一心 金子
・東京都千代田区富士見2-7-2 プラーノモール 1F