★/ふじやす食堂(藤沢)/ ふじやす丼 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

仕事で訪れた神奈川県藤沢市でのランチタイム。


実はお店はもう決めてある。


6月度の夢ちゃんが選ぶ月間MVPに輝いたこのお店。


鮮魚店直営の「ふじやす食堂」さん。


10時50分到着。開店まであと10分。


店の前に並んでいると、魚屋のおねえさんが声をかけてくる。


「まだ準備中だと思いますが、店内で掛けてお待ちください」


案内されるまま店内のエレベーターで2階に上がる。


このお店、落語会も主催しているんだ!

なんと!


まだ開店前だというのにすでに店内には数組のお客が座り、店主やおねえさんたちと談笑しているではないか。


猛暑の中外に並んでいるお客一人一人を大切にする姿勢。


いかに地元の常連さんに支持されているかがわかる。


先月初めて訪れた時、品書きにはにぎりとちらしのお鮨が書いてあったが、実は裏面もあったのだ。


「鯵のたたき丼」と「豪快!ふじやす丼」で迷い悩む。


悩みがない私が大いに悩むのはこんな時しかないのだが、考えたら贅沢な悩みだ(笑)


店員さんを呼び私が指さしたのは両方。


「どちらにするか迷っているんだけどお薦めはどっち?」


「ふじやす丼をまだ食べたことがないんだったらふじやす丼がお薦めです」


すんなり解決!


ふと、店内を見回すとにぎりの短冊メニュー発見。


中トロと鯵を追加注文。


これで未練が残っていた鯵の問題もスッキリ解決だ。


この暑さには冷たい煎茶は嬉しいね。

●豪快!ふじやす丼+中トロ、鯵(750円+250円+150円)


いわゆる「ばらずし」なのだが、豪快な盛りに驚かされる。


種は中トロ、赤身、サーモン、たこ、いか、白身は鯛。


頂上には地元湘南名物のしらす。


それに大葉や酢生姜の脇役陣。


これで750円って、いくら魚屋直営とはいえ考えられないコスパの高さだ。


それではいただきます割り箸


だしが効いた温ったか味噌汁。


「づけ」になっているので醤油や煮切りは使わないで、そのまま口に運ぶ。


うん!これにして正解!


新鮮な種は軽めのづけで、甘さ控えめの酢めしとは味のバランスもちょうど良い。


一口分のくぼみを作ったところに別皿でついてくる卵黄を落とす。


お待たせしました、秘技玉子崩し!


きまった!


おおっ!


卵黄を絡めた種は一層コクを増し、美味さも数倍パワーアップ。


元々ちらしずしは玉子と相性が良いが、これは期待を上回る美味さ。

今が旬の鯵と中トロ。


正直な感想は、にぎりよりも丼ぶりがお薦め。


全て完食しお腹もパンパン!


1階のお魚屋さんも新鮮な魚がずらりと並び、ご近所の奥様たちで大盛況だった。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】   
・ふじやす食堂
・神奈川県藤沢市藤沢541 藤保水産 2F