名店と云われるお店が軒を連ねる街神楽坂。
その中でも30年前から通っているのが中華料理の「龍朋」さん。
ランチタイムは行列必至のお店だが、ただ今の時刻は11:05。
開店から5分しか経過していないが、店内には先客11人。
私のすぐ後から4人組のサラリーマンも入ってきて都合16人。
私以外の全員がチャーハンを食べている。
中には大盛りを注文している客もチラホラ。
チャーハン大盛りは100円増しなのだが量は2倍なのだ。
私もこの店のチャーハンのファンなのだが、この季節はやっぱり冷中華。
冷やし中華の「やし」がない冷中華。
それにライスの小で注文。
おばちゃんたちの笑顔溢れる接客もこの店の人気のひとつだろう。
●冷中華+ライス小(850円+150円)
ブログを書きながら気づいたけど、おばちゃんスープ忘れたな。
麺は一般のお店の冷やし中華の1.5倍ほどの盛りの良さ。
具はチャーシュー、きゅうり、玉子焼きの3点セット。
これで小なら大はどうなるんだろう。
それではいただきます
練りからしは卓上の容器から。
ここでよく溶かないと「ウプッ!」ってなるから要注意。
天女の羽衣か一反木綿か?
一般的には錦糸玉子を使うが、幅約2cmの薄焼き玉子。
しっとり柔らかくて何とも美味い。
その薄焼き玉子をどかしてみると、線路の枕木のようなチャーシュー。
弾力のあるチャーシューだけでも食べる価値あり。
涼しげなきゅうり。
ちめた~く冷やされた麺はのど越し最高。
噛めばプツンと切れる歯ごたえの良さ。
やや甘めのタレは仕上げにごま油が香る私好みの味。
高菜が沢庵に変ったのは残念だが、ふっくらと炊き上がったお米は中華料理店とは思えないクオリティの高さ。
昔も今も大満足できるお店だ。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★
・龍朋
・東京都新宿区矢来町123