ずっと前から訪問したいと思いっていたが、ようやく実現した。
「孤独のグルメ」がテレビで始まったばかりのころだ。
東長崎に降り立った井之頭五郎さん。
こんな住宅街を抜け、この店と迷った末、目の前のせぎざわ食堂に入った。
せぎざわ食堂は放送後すぐ訪問したが、その時この店の前で夢ちゃんアンテナが激しく反応したのだ。
2代続く洋食屋の「キッチン長崎」さん。
店は古くてこじんまりとはしているが、掃除も行き届いて気持ちがいい。
5月10日のモヤサマではサマーズも訪問していた。
バナーを見ると自信作はオムライスなのだろう。
店内に入ると、ゆる~い空気が吹き抜ける。
ご主人と奥さん、それにおばあちゃんと3人で営む家族的な雰囲気が心地よい。
ズラリと並ぶ壁掛けメニュー。
どれも値段の安さに驚く。
麦のジュースとオムライスを注文。
「オムライスは開いたタイプと、包むタイプはどちらになさいますか?」
お客の好みで作ってくれるのは嬉しい。
最初はシェフの腕試しで巻くタイプのオムライスでお願いした。
奥さんがビールを出してくれると、おばあちゃんは冷奴を持ってきてくれる。
「洋食は人を笑顔にする」、と私はいつも言っているが、こういうお店がその原点なんだ。
●オムライス(550円)
もう一度値段を見てください。
550円ってファミレスでもあり得ない安い値段。
紡錘型のきれいなフォルム。
それではいただきます
大根、白菜、玉ねぎ、わかめなど野菜たっぷりの味噌汁。
玉子は2個だと思うが、薄焼きの玉子は固くならずふんわりの食感。
オムライスはオムレツとライスであって、玉子焼きになったら台無しなのだ。
しっとり炒められたケチャップライスも懐かし系の味だが、古臭さは感じず、むしろ新しい感動さえ感じる。
具はハムと玉ねぎ。
夢ちゃんアンテナは今回も正確なクリーンヒット。
もっと早く訪問すべきだったなと後悔したが、他に気になるメニューもあるので、又再訪してみたい。
駅に向かって歩き出すと、数軒手前にはビトタケシさんも店を出していた(笑)
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・キッチン長崎
・東京都豊島区長崎4-27-5
・http://www.hotpepper.jp/strJ000145171/
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